JO1、鮮烈なデビューから1年 大飛躍遂げたこれまでの軌跡
JO1はパフォーマンスだけでなく、この1年でバラエティ力も身につけた。『GYAO!』にて配信中のレギュラー番組『JO1 HOUSE』やABEMAでのレギュラー番組『JO1 スターギャザーTV』でさまざまな企画に挑戦。回を追うごとにメンバーの仲良し度が増しているのがわかるし、“素”が垣間見れたり、メンバーのいろいろな表情を楽しめるので、是非チェックしてみてほしい。『JO1 HOUSE』は4月29日よりシーズン3の放送も決定している。
デビュー2年目となる今年は、2月に『JO1 Live Streaming Concert 「STARLIGHT DELUXE」』を開催。「JO1と一緒に宇宙旅行」というコンセプトのもと、昨年12月のオンラインライブよりもさらにパワーアップしたステージングを披露した。また、2月25日には韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』にも出演。BTSをはじめ、今や世界に通用するアーティストを多数輩出しているエンターテインメントの本場・韓国においてもJO1のパフォーマンスは好評を博した。さらに、3月20日から28日まで開催される『KCON:TACT 3』への出演も決定しているので、世界中にもっとJO1が見つかってくれればいいなと思う。
以前筆者がインタビューをした際に、木全翔也が「今はまだ、僕たちの曲は日本で耳馴染みがないと思う。歌詞は日本語なのに曲調はK-POPっぽいから、ちょっと違和感を感じる人がいるかもしれないけど、それがいずれかはJO1の武器になるし、魅力になると思っている」と語っていた。J-POPでもなく、K-POPでもない。JO1にしかできないパフォーマンスは、今後さらに日本のみならず海外からも注目を集めるだろう。デビュー2年目となる今年も昨年同様、コロナで先行きが見えない状況は続いているが、きっとJO1の未来は明るい。そう思わせてくれるには十分すぎるほど、大躍進を遂げた1年だった。
■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
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