JO1、まるで“宇宙旅行”を共にした気分? コンセプト味わえる仕掛け盛り沢山なライブ演出

JO1、まるで“宇宙旅行”を共にした気分? コンセプト味わえる仕掛け盛り沢山なライブ演出

 「音楽ライブというよりも、緻密な計算のもとに構成されたエンターテイメントショーだった」。2月20日に開催されたJO1のオンラインライブ『STARLIGHT DELUXE』を見終えた感想である。「JO1と一緒に宇宙旅行をする」がコンセプトだった同ライブには、コンセプトを味わえる仕掛けと、JO1らしさが詰め込まれていた。

 ライブは「STARLIGHT」のVCR(数曲ごとの間に流れる映像)でスタート。11つのLEDモニターと天井に煌めく星のような照明が印象的で、一気にコンセプトの世界像の中へ引き込まれる。こういった映像演出が全編通して充実しており、終始コンセプトを味わいながら鑑賞できたのではないだろうか。モニターが上がって11人が登場し、「Shine A Light」になると、床にも銀河のような映像が。それ以降にも、豆原一成と大平祥生がワームホールに落ちていく様子がアメリカのアニメーション映画テイストで描かれていたり、今回初披露となった「伝えられるなら」の披露時には天井に星座と天体の映像が映し出されていたり。さらには、鶴房汐恩がホスト役になり、JO1メンバーたちが宇宙船内の施設を案内するというVCRも。パフォーマンスだけではなく、コンセプトに沿った映像でも観客を楽しませてくれていた。

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 こうした映像演出だけでなく、披露する楽曲を5つに分け、それぞれを「惑星」に例えていたのもコンセプトを際立たせている要素であった。楽しい時間を過ごすための「PLANET OF JO1」、JO1の高校時代に戻る「THE WORMHOLE」、ノスタルジックな雰囲気も楽しめた「GALAXY OF DREAM」、危険物質が多数発見されたという「RED GIANT」、そしてアンコールでたどり着いた「JAM」。それぞれの惑星に合う衣装も、ライブを盛り上げる演出の一つになっていた。

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 こうして「JO1と一緒に宇宙旅行をする」というコンセプトが土台にあったからこそ、JO1らしさも存分に楽しむことができたのではないだろうか。例えば、彼らの成長性。JO1を語る上で「成長」というキーワードは欠かせないが、今回成長を感じられたのは彼らの表情だ。3曲目に披露された「MONSTAR」ではメンバーたちが色気すら感じる苦しいほどの切ない表情を見せ、ノスタルジックな「Voice (君の声)」では川尻蓮の語りかけるような表情が印象的だった。続く「Be With You (足跡)」では、目線の動かし方や歌詞にリンクしているかのような表情の変化を感じることができた。さらに、「So What」では豆原が18歳とは思えないセクシーさを纏って舌を出す“豆ペロ”を披露したり、川西拓実がカメラに挑戦的な笑みを送ったり、細かな部分を見ていけばキリがないほどだ。ちなみに、個人的に木全翔也が1人だけ最後まで手持ちマイクで表現し切っていたことも評価したい。真意はわからないが、パフォーマンス時の表情からラップ担当としての覚悟やプライドのようなものを感じることもできた。

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