解散表明したDaft Punk、バイラルチャート席巻 28年のキャリア横断した多大なる影響と功績

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(2月25日公開:2月18日~2月24日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:Daft Punk「One More Time」
2位:Awesome City Club「勿忘」
3位:Daft Punk「Digital Love」
4位:Daft Punk「Harder, Better, Faster, Stronger」
5位:WST「Offshore ~Cafe Latte Song~」
6位:ElyOtto「SugarCrash!」
7位:Masked Wolf「Astronaut In The Ocean」
8位:Daft Punk「Get Lucky (feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers) – Radio Edit」
9位:Daft Punk「Instant Crush (feat. Julian Casablancas)」
10位:Daft Punk「Something About Us」

 〈Oh yeah, all right / don’t stop the dancing.(さあ、踊り続けよう)〉と繰り返すフレーズが世界中いくつものダンスフロアを毎晩満たしてきた。そんな「One More Time」の歌詞のとおり、Daft Punkも永遠に私たちを踊り続けさせてくれるものと信じ込んでいた。28年間続いたパーティーが急に終わりを迎えると誰が想像できただろうか。

 今週のSpotifyウィークリーバイラルチャートは、2月22日に解散を発表したDaft Punkの楽曲が数多くランクインし、トップ50のうち18曲がDaft Punkの楽曲という異例の事態になった。1位にランクインしている「One More Time」は、エレポップなサウンドが爽快なDaft Punkの代表曲。他にもファレル・ウィリアムスをボーカル、ナイル・ロジャースをギターに招いた「Get Lucky」が8位にランクインするなど、キャリアを横断して満遍なく聴き返されている印象だ。

Daft Punk – One More Time (Official Video)

 Daft Punkは、1993年に活動を開始したテクノデュオで、ダンスミュージックシーンにとどまらずオーバーグラウンドの音楽シーンにも大きな影響を与え続けてきたレジェンドだ。

Daft Punk『Random Access Memories』

 28年のキャリアで発表したオリジナルアルバムは『Homework』(1997年)、『Discovery』(2001年)、『Human After All』(2005年)、『Random Access Memories』(2013年)の4枚。比較的寡作なアーティストといえるかもしれないが、どの作品も時代を代表するマスターピースであることは間違いない。特に2013年に発表された『Random Access Memories』は、70~80年代のディスコ、ソウル、ファンクといった複数のジャンルをハイブリッドに再解釈した意欲作で、第56回グラミー賞では「最優秀アルバム」「ベスト・ダンス/エレクトロニカ・アルバム」「ベスト・エンジニア・アルバム」を受賞している。

Daft Punk – Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams, Nile Rodgers

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