寺嶋由芙、未来への希望を感じさせた『#ゆっふぃー文化祭』第3部レポ アーティストブック『まじめ』秘話も

寺嶋由芙『#ゆっふぃー文化祭』レポ

 12月20日、表参道WALL&WALLにて、新シングル『みんな迷子 / あたらしいわたし』と、1stアーティストブック『まじめ』の発売記念イベントとして、寺嶋由芙主催の『#ゆっふぃー文化祭』が行なわれた。クリスマスムードに包まれた表参道の中心で行なわれた久しぶりの有観客イベントは、ゆっふぃーとゆふぃすと(寺嶋由芙のファンの呼称)が2020年最後を締めくくるに相応しい幸せな雰囲気に満ちていた。このイベントは3部制で行なわれたが、本記事では3部の寺嶋由芙ソロトークとミニライブをレポートする。【記事最後にプレゼント情報あり】

 「古き良き時代から来ました。まじめなアイドル、まじめにアイドル。ゆっふぃーこと寺嶋由芙です!」と、LINE LIVEでも配信されるトークタイムはお決まりの挨拶からスタート。白とピンクを基調にしたガーリーな『みんな迷子 / あたらしいわたし』の衣装に身を包み、トレードマークの黒髪を低めのツインテールに結って登場した寺嶋由芙は、まさに正統派アイドルそのもの。

 まずは、スクリーンに今年撮った写真を順番に映していき、2020年を振り返る。ライブや番組収録のオフショットなどが映ると、寺嶋由芙はスタッフや集まってくれたゆふぃすとへのお礼を必ず丁寧に口にする。その他にも、ファンクラブイベントでの集合写真や自宅での料理画像など、様々な写真が大量に投影されたが、中でも断トツに多かったのが、やはりゆるキャラとの写真。特に好きなゆるキャラの写真が出てくると「可愛い~!」とテンションが上がり、ゆるキャラとの思い出を語ると普段よりもさらに声が高くなってしまう寺嶋由芙。それを和やかに見守るゆふぃすとたち。しかし、三桁は優に超えているだろう大量のゆるキャラのぬいぐるみで埋まった自室の写真が映ると、さすがに素直な驚きの表情を見せるゆふぃすともいた。

 和やかなムードで振り返りタイムが終わると、続いて質疑応答のコーナーへ。

質問:新曲「みんな迷子」「あたらしいわたし」を歌う上で難しかったところは?

寺嶋由芙:「みんな迷子」は全体的に難しかったかな。ゆったりな曲だからウィスパーに歌った方がいいのかなって思って練習してたら、作曲家の山川恵津子さんが「もっと力を入れて歌った方がちゃんと言葉が聞こえる」とアドバイスをくださって、ガラッと歌い方が変わりました。そういう細かい音程を指導してくださったり、プロデューサーの加茂啓太郎さんとはまた違うディレクションだったので勉強になりました。「あたらしいわたし」はサビが畳みかける感じだから、勢いをなくさずに歌うことが大変だったかな。

質問:アーティストブック『まじめ』の反響はどうですか?

寺嶋由芙:最初に表紙が公開されたから、ヲタクからは「由芙ちゃん、服着て!」っていう感想が一番多かった(笑)。でもアイドルのお友達からは「表紙可愛いね」って言ってもらえたから、表紙の画像を一発目に出せて良かったなと思います。

質問:(アーティストブックで)ランジェリー姿で写真を撮ると決まったときの心境と、撮られているときの心境は?

寺嶋由芙:(この質問に対して)カンペでNGが出ました(笑)。でも仕事だからそんなに恥ずかしくなかったよ! 一番恥ずかしかったのは、衣装合わせのときかな。本番は髪もメイクも綺麗にしてもらってるし、雰囲気も私の気持ちも出来上がっているけど、衣装合わせのときは自分もスタッフさんも素の感じだから、それは結構恥ずかしかったです(笑)。

質問:これから挑戦したいことは?

寺嶋由芙:今回のアーティストブックで、自分だけじゃできないスタイリングで撮ってもらえて嬉しかったから、もうちょっと撮られる仕事をたくさんしてみたいなと思っています。

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