白濱亜嵐、GENERATIONS「Lonely」で開花した楽曲制作の才能 PKCZ®加入で高まる“新たな活動への意欲”とは

白濱亜嵐、開花する楽曲制作の才能

 サウンドに関しては、DJとしてのこだわりを見せ、ファンへ向けてだけでなく、GENERATIONSを知らない人や、音楽に関して知識が豊富な人が聴いた時に「『今っぽく良いところを押さえているな』『新しいな』と思ってもらえるような曲にしたいと思って作りました」と、制作の意図を明かしている。また、ボーカル・数原龍友、片寄涼太の歌を誰よりもそばで聴いてきたからこそ、ボーカル2人の良いところを引き出すだけでなく、なによりも2人が心地良く歌えるような楽曲に仕上がっているように感じた。また、パフォーマー・関口メンディーのラップが盛り込まれ、楽曲に良いエッセンスを加えている。11月に公開されたリリックビデオでは、自身がプロデューサーとなり、パフォーマー・佐野玲於が脚本・衣装を担当するなど、メンバーそれぞれが持つ才能とセンスを発揮し、さらに楽曲へ想いを込めた。

 パフォーマー、俳優、DJとして活躍の幅を広げ続けている白濱だが、今後、PKCZ®ではDJとしてだけでなく「いつかマイクを持ってVERBALさんの隣に立つかもしれない」と、さらに自身の可能性について語っている。だからといって、現在の活躍の原点であるパフォーマーとしての白濱亜嵐がいなくなったわけではない。それぞれのスキルが上がることで「ダンスというものを忘れないように大切にしなきゃ」と思うそうで、全ての根底にあるのがダンスだと断言した。また、DJをして、作曲した楽曲で踊って、会場内で流す映像で演技をして......と自身ができることをすべて集約させたイベントをいつか開催したい、と野望を明かしている。

 また、本曲で新たな才能を開花させた白濱は、今後も「一生を懸けてやりたい」と、トラックメイカーとしての活動にもさらなる意欲を見せた。さらに、自身がリーダーを務めるGENERATIONSだけでなく、EXILE TRIBEグループへの楽曲提供や誰もが知るようなヒットソングを生み出したい、とも語っている。2010年に俳優としての活動をスタートさせ、10年が経った今も現状に甘んじることなく、さらに上を目指して活躍の幅を広げようとしているようだ。

 白濱が持つスキルがさらに上がることで、EXILEやGENERATIONSだけでなく、EXILE TRIBEグループ全体に良い影響をもたらしそうだ。今後も着実に活動の幅を広げていくであろう白濱から目が離せない。

■msk
ライター、エディター、アクセサリーデザイナー。芸能事務所、IT企業、アパレル、編プロ勤務を経て、フリーで活動中。ダンスを踊っていた経験と人脈を活かし、イベント撮影、MVなどのキャスティングも行っている。

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