『I-LAND』から誕生したENHYPEN、7人の実力とキャラクターを改めておさらい それぞれの個性が結びつき無敵のグループに

『I-LAND』発ENHYPEN、メンバーをおさらい

 5人目は愛嬌の星に生まれたSUNOO。SUNOOは短い練習期間にも関わらずその可能性を見出されPART2に進出、そこで驚異的な進化を遂げデビューに至った。

 キュートなコンセプトのステージに挑めばピカイチで、プロデューサー陣からも「水を得た魚のよう」と表現されていた。

 ビハインドでも常にカメラの向こうのファンに声をかけるなど、まさにアイドルになるために生まれて来たような人間だ。

 6人目はJUNGWON。完成された顔立ちやパフォーマンス力からは想像もつかないが、まだ16歳だ。視聴者からの最終投票で1位を獲得してデビューを掴み取った。

 JUNGWONは、安定した歌唱力と抜群のダンスパフォーマンスのセンスで見るものを驚かせる。えくぼが魅力的な爽やかな笑顔や、キレキレのダンスなど活躍の幅は広い。ENHYPENでもオールラウンダーとして活躍していくだろう。

 最後に紹介するのは唯一の日本人メンバー、NI-KI。NI-KIのダンスの実力は番組当初から目立っており、他の準備生からもお墨付き。14歳と最年少だが、ダンスの実力は最年長のHEESEUNGも認めている。

 普段見せている少年らしい立ち振る舞いは舞台に上がるとすっと消え、その鋭い目と表情に圧倒される。実力はもちろん今後の成長にも期待できる存在だ。

 この7人で構成されるENHYPENのグループ名には「つながり・発展・成長」という意味を含んでおり、それぞれ輝く個性をもった7人の少年たちが境界を越え連帯をなし、さらに大きな夢に向かって挑戦して共に成長するときう意味も込められている。

 アイドルとして必要なスキルを兼ね備え、勝ち抜いて来た7人。1つの点として存在していたそれぞれの個性が結びついた今、彼らは無敵のグループとして一歩を踏み出しているところだ。『I-LAND』での活躍を応援してくれたファン、そして共に戦ったたくさんの仲間たちの思いを背負いながら、世界で活躍するアーティストになっていくだろう。

■フルヤトモコ
1999年生まれの大学生。韓国のカルチャーと洋楽、本、映画など。
東京藝術大学 音楽環境創造科在籍。

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