『I-LAND』最終回目前でハンビン脱落、ケイ&ニキ日本人練習生がツートップに 回を重ねるごとに上がるステージへの熱量

『I-LAND』最終回目前でハンビンが脱落

 BTSやTOMORROW X TOGETHERの所属するBig Hit EntertainmentとCJ ENMによるアイドル育成を目指すサバイバルリアリティ番組『I-LAND』。ついにその放送も残すところ最終回のみとなった。

 視聴者投票の結果により脱落したタキ(TA-KI)の穴を埋めるため、「Flame On」のリーダーだったソンフン(SUNGHOON)が「Chamber 5」チームに移動することに。5日間という期間で新たな振り付けを覚え、挑戦する。ソンフンは曲の雰囲気や表情の違いに戸惑いながらも、ヒスン(HEESEUNG)やメンバーに支えられながら練習に取り組んでいた。

 一方の「Flame On」チームでは、脱落を覚悟していたジェイ(JAY)の3位という結果を受け、以前の明るさを取り戻しつつあった。また、ソンフンの代わりにケイ(K)がリーダーを務めることに。ケイはこれまでの反省を踏まえ、みんなの意見を取り入れつつチームを率いていく決意をした。

 中間評価では、表情に迷いが見えて全体として微妙な評価になってしまった「Chamber 5」チーム。1人ずつアドバイスをもらい、テンションの低さや自信のなさ、表情など弱点が見つかった。今回は審査員により個人ランクがつけられるため、審査員の1人である振付師、ソン・ソンドゥクの指摘を真剣に受け止める練習生たち。そしてそのアドバイスを本番までにどれほど改善できるかが高評価を受けるキーになる。

 ソンフンの移動により戸惑いもあった「Flame On」チームだったが、ソン・ソンドゥクから「トレーニングに来てこんなに驚いたのは初めてかもしれない」と言われるほどのチームワークを見せた。1人ずつのチェックでもニキ(NIKI)が褒められるなど良い雰囲気で進んでいったが、ハンビン(HANBIN)は課題が山のように見つかってしまった。

 目前まで来ている「7人」でのデビューは『I-LAND』にいる練習生全員の目標だが、それを生き残っている全員が手にすることはできない。それぞれがいろいろな思いを抱えてここまでやって来た分、ステージに対する熱量は回を重ねるごとに上がっていく。

 コンセプトテストの先攻は「Chamber 5」チーム。ソヌ(SUNOO)を中心に表情の練習にも力を入れたというだけあり、愛嬌に慣れていないメンバーも可愛らしさを出しながらのパフォーマンスをうまくこなしていた印象で、見ている審査員も思わず笑顔になっていた。ソンフンは移動して来たところからの努力、ジェイク(JAKE)とソヌ(SUNOO)は表情の演技が好評だった。一方ヒスン(HEESEUNG)とジョンウォン(JUNGWON)はそれぞれ改善点が挙げられ、特にヒスンは初めて課題がはっきりと告げられ、落ち込む様子を見せた。

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