Travis Japanのステージは、唯一無二のダンスクオリティに注目? 配信ライブ開催を機にパフォーマンスの魅力を解説
唯一無二のダンスクオリティ
様々なところで取り上げられているが、Travis Japanの最大の武器はそのダンスである。そして、そのダンスは唯一無二のものだ。もともと、ジャニーズグループのダンスは全員で踊っていても個性が全面に出すことを重要視していた。一方で、グループ全体のダンスを揃えることが難しいともいえるだろう。揃えようと思えば個性が出しにくくなってしまうからだ。しかし、Travis Japanはその両方を持っているグループ。ジャニーズJr.チャンネルの「【ダンス動画】VOLCANO (dance ver.)」を見ても、肩の入れ方やリズムのとり方から個性が見えるが、サビでジャンプしている高さや腕を段階的に上げていく高さなどはピッタリと一致している。また、彼らの一体感を高めているのはメンバーの表現力だ。特に絶対的センターの宮近海斗が曲やダンスの世界観を放出し、他のメンバーがそれに追随する構図はTravis Japanならでは。7人で1つの作品を作り上げているからこそ、Travis Japanのパフォーマンスはグループ全体を俯瞰して見たくなるのである。また、9月17日にアップされたダンス動画「Travis Japan【ダンス動画】夢のHollywood(dance ver.)」は、9月24日時点ですでに100万回再生突破。クオリティの高い彼らのダンスが、いかに注目度が高いものであるか伺える。
ギラギラしたジャニーズらしさ
Travis Japanのオリジナル曲の根底には、キャッチーさと懐かしさが融合した“ジャニーズらしさ”がある。例えば、「Happy Groovy」や「夢のHollywood」などはTravis Japanを知らない人でも前奏を聴いた時点で「ジャニーズの曲だ」とピンとくるのではないだろうか。そんなジャニーズらしい楽曲に乗せて、2人組になって背中を合わせてパフォーマンスしたり、全員でユニゾンしてみたり。ジャニーズアイドルの王道パフォーマンスを見せてくれる。さらに、普段は素朴で等身大な7人だが、さすがアイドル。パフォーマンス中の笑顔はキラキラ輝き、カメラへウインクするなどのファンサービスも旺盛だ。これを王道と言わずしてなんと言おうか。ジャニーズ伝統の継承者の系図に、彼らがいることは間違いない。