欅坂46 増本綺良、バラエティで発揮する“カットできない”面白さ 視聴者に強いインパクト残す個性派メンバー

 今回のような番組での活躍もさることながら、ブログにもその個性が強く表れている。たとえば、増本はファンから届いた質問にブログで答える形をとっているが、その回答が個性的。

「ますもの発音は「マリモ」と「PASMO」どっちですか?」という質問には「タワシです」
「地球最後の日、なにする?」という質問には「ザリガニ取りに行きたい」
「得意なスポーツはなんですか?」には「跳び箱」

 ……など“異次元”の回答が続出。こうした彼女の変わったキャラクター性には早くから番組の司会陣もマークしているようで、先日のアンラッキー大賞の回で増本が一番に登場した際には、MCが「トップバッターが増本は怖いと思います」と話も聞かず早々に幕を下ろす場面もあった。「増本に話を振ると何か予想のつかない返しをしてくる」、こうしたイメージがすでに定着しているように思う。

 欅坂46には、過去に長沢菜々香のような一風変わった個性を持ったメンバーが在籍していたが、彼女が卒業した今、増本の存在はバラエティ的な側面での強力な補強だったと言えるだろう。

 改名して再スタートとなる欅坂46。グループを盛り上げる彼女のようなメンバーの活躍に期待したい。

■荻原 梓
J-POPメインの音楽系フリーライター。クイックジャパン・リアルサウンド・ライブドアニュース・オトトイ・ケティックなどで記事を執筆。
Twitter(@az_ogi)

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