NiziU RIKU、周囲の声を受け入れ成長するナチュラルな魅力 「Make you happy」ではサビも、グループにとって大きな存在に
『Nizi Project』から誕生したグローバルガールズグループ・NiziUのメンバー9人によるデビューまでの軌跡を、彼女たち自身のインタビューを基に明らかにしていく特別番組『NiziU 9 Nizi Stories』がHuluにて配信中。今回は、同番組第4回でスポットが当てられたNiziUメンバー・RIKUの魅力を紐解く。
幼い頃から歌手への憧れを抱いており、次第に“K-POPアイドルになりたい”と思うようになったというRIKU。彼女にとって『Nizi Project』は夢を叶えるチャンスの場であるとともに、TWICEのデビューメンバーを選抜するオーディション番組『SIXTEEN』などを通じて普段から共感を抱いていたというJ.Y. Parkの指導を直接受けることができる絶好の機会であった。
「まさか自分がJ.Y. Parkさんから評価をいただける立場になれると思っていなかったので、もしここで落ちたとしても悔いはないなと思うくらい」と胸を高鳴らせて挑んだ地域予選で彼女は、J.Y. Parkから自身の秘めた可能性を見いだされる。
プロフィールを目にしたJ.Y. Parkから披露を求められ、本人も予想していなかったという特技の空手を見せたRIKUは、その身体能力と、話し姿とは異なる凛とした表情で印象を残した。
続いて披露したパフォーマンスは、動作間のグルーヴや関節の柔軟性、感情表現の欠如といった実力的な問題点がありながら“ナチュラルな魅力が光る”と評され「ただし、次のステージでは僕が指摘した所を直してきてください」という言葉とともに、東京合宿参加の切符を手渡された。
J.Y. Parkからのアドバイスを胸にダンススタジオやカラオケに通い自主練を重ねた末に迎えた東京合宿では、ダンス審査で「参加者の中で一番正確さがある。しかし、あまりに一生懸命すぎて楽しんでいる気持ちが伝わらない」と指摘され、またSHOWCASE(グループパフォーマンス)においては「動作間のグルーヴ感の無さが原因でグループ内で浮いてしまっている」という課題点を挙げられた彼女。
J.Y. Parkから大きな期待が寄せられる高い順位結果を残しただけに厳しい評価を言い渡されたことに、悔しさを残しながら「注意されたことを絶対に韓国合宿で直してデビューしてやるという気持ちで、この涙を無駄にしないように頑張ろうと思いました」と意志を強めたRIKUが、ネクストステージである個人レベルテストの課題曲に選んだのが「Who's your mama? (feat. Jessi) 」(J.Y. Park)だった。