「掛け持ち」して推すのってどう思う? ヲタクのお悩みにあくにゃんが回答 【オリジナル動画あり】

「掛け持ち」の悩みにあくにゃんが回答

「あなたをよく見るために、他の人も見てるんだぞ」という感覚

ーー自分の性格やタイプを考えて、計画的にやらないとですね……。

あくにゃん:あと、これは実際にデータがあるわけじゃないのでわからないんですけど、たとえば5割・5割で割いたときに、戻ってくる恩恵とか、返してもらえるものも5割・5割に減るんじゃないかという説もあるわけですよ。かけた時間とか、かけたお金分しか戻ってこないと考える人もいるけど、確かに10割自分の力を出し切って応援した方が、よりファンサが来たり、よりおいしい思いができる気もするし……意外とそんなこと関係なくて、自分の中では5割・5割で応援してるとしても、そこで態度を変えるアイドルもそんなにいないんじゃないかな、とも思うんですよね。

ーーなるほど。その説は、アイドルとの距離感によっても違ってきそうです。

あくにゃん:これはメンズ地下アイドルの“あるある”らしいんですけど、他のグループの公演に入るときに推しの許可が必要な制度があるんですって(笑)。メンズ地下アイドルって、集客動員数がメジャーデビューの条件になることもあるんです。だからファン同士で、「チケット代払うから来て」とか「最初だけいて。人数カウントが終わったら出てもいいから」みたいに協力をしあってるんですよ。そういう他の現場に行く文化があるからこそ、許可取りが必要なんです。本心も営業も両方あるだろうけど、もちろん推し側は「行かないで」「なんで俺だけじゃないの?」って言うわけですよ。それで「ごめん、推しに反対されたから行けない」って言われたときがあって、そういうグループとか界隈もあることは知っておいた方がいいのかな、と思います。でも色んな界隈を追うことによって、よりその子の良さがわかるから、「あなたをよく見るために、他の人も見てるんだぞ」ぐらいの感覚で僕は応援してます。グループによって全然おいしさが違いますし。距離は近いからすごく良いんだけど、意外と特典会の“剥がし”がきついところとか、アイドルとの距離は遠いんだけど、特典会がおいしいところとか、パフォーマンスはすごいけど、カラオケでは歌いにくいな、とか……。アイドルやプロデューサーも今までにないポジションを狙って出してきているし、色んな良さを持ったアイドルがたくさんいるから、我々は悪くない! と思って掛け持ちしています。

今回の結論

僕がヲタ活をする上で大切にしている格言を最後に皆さんにお贈りしたいと思います。それは、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ならぬ「二兎を追う者にしか二兎は得られない」。ちょっと迷ったときは、この言葉を思い出してみてください。

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■あくにゃん
『ヲタクをするために生きている』をモットーに
ジャニーズや、韓国アイドルをこよなく愛する“ちょろヲタ系”YouTuber
日本全国だけでなく、海外にまで応援しに行く姿がSNS上で話題に。
公式YouTubeは『あくにゃんちゃんねる!』
あくにゃんTwitter

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