NCT 127、オンラインライブで拡張する楽曲の世界観 東方神起 ユンホもビデオトークで登場した『Beyond LIVE』レポ

NCT 127『Beyond LIVE』レポ

 DJジャニーのコーナーでは、ジャニーのDJプレイに合わせて、マーク、ユウタ、テヨンによるダンスブレイクを披露。見応えを感じさせるダイナミックな映像や照明の演出の中で、三者三様のダンスを見せつけた後は、「Superhuman」でパワフルなステージを見せた。「Wake Up」、「Baby Don’t Like It」では上下に入り組んだセットを用いてパフォーマンス。時には様々なアングルからメンバーを映すその演出で魅了した。

 5月19日にカムバックする新曲「Punch」も本公演で初披露となった。中毒性とスピード感が溢れたNCT 127の強烈な個性が一段とパワーアップした1曲で、新曲の活動に多くの関心を集めた。

 インタラクティブQ&Aではファンと直接ビデオ通話する形でコミュニケーションをとった。韓国に留まらず、世界各国の視聴者とのやり取りを展開。また、ビデオトークに東方神起のユンホも登場し、オンラインライブならではのコラボレーションで盛り上がった。

 続いて披露した「Touch」、「Highway to Heaven」では、歌詞がCGで浮かび上がったり、画面の四辺に登場するなどの演出が施され、最後は「英雄;Kichk It」で派手に龍が飛び出すCGを用いた演出で本公演は終了した。

 オンラインライブだからこその凝った演出でサプライズなステージが連続され、Beyond LIVEを通して、時代とともに進化していくエンターテインメントの形を目の当たりにした。Beyond LIVEは今後、東方神起とSUPER JUNIORの公演も予定しており、グループの個性がより輝くステージ様式としてこれからも需要があるだろう。今回の取り組みを機に新たなエンターテインメントの形の一つとして普及するかもしれない。

■momotoxic
ブロガー。自称”楽曲派”。Twitter:@momotoxic1006

NCT 公式サイト
Beyond LIVE

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