ORβIT、BXW、#本田中川浦野佐野……JO1生んだ日本版“プデュ”出身者が歩む新たな道 グループ以外の形でも活躍
『PRODUCE 101 JAPAN』、略して“プデュ”をご存じだろうか。視聴者が”国民プロデューサー”として、101人の練習生から“推し”を選んで投票する、視聴者参加型のサバイバルオーディション番組だ。
最終順位1位~11位となった練習生が、今年3月に「JO1」としてデビュー。デビューシングル『PROTOSTAR』は3月10日発表のオリコン週間シングルランキングで初登場1位を記録。その後も、SNSやテレビで連日話題となっている。
オーディションを勝ち抜き、JO1としてデビューをつかんだのは、豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨の11人。しかし、“プデュ”で魅力を放ったのは彼らだけではない。番組放送中、一人一人の練習生を国民プロデューサーが発見し、彼らを頂上(トップ)へ導こうと応援してきた。番組が終わっても、彼らの夢と可能性は終わらない。惜しくも“プデュ”で敗退した練習生たちは、新たな道を歩み始めている。サバイバルオーディション番組という道の続きで、夢をつかんだ練習生たちの姿を、一部ではあるが紹介する。(※カッコ内は最終順位)
彗星のごとく現れた「ORβIT(オルビット)」
「ORβIT」は、宮島優心(12位)、大澤駿弥(13位)、安藤誠明(14位)、上原潤(20位)、そして高順位をキープしつつも途中で辞退となったキム・ユンドン、チョン・ヨンフン、キム・ヒチョンの7人で結成されたグループだ。
番組放送終了から約2カ月後の2月1日、YouTubeチャンネル「ORβIT Official」が動画のアップロードを開始した。「YUGO」というタイトルの37秒の動画には、番組内での最終順位12位だった宮島優心の姿があった。国民プロデューサー達がそれを発見すると、たちまちSNSで話題となり、トレンドをさらった。
その後、メンバーを一人ずつ発表する動画がアップロードされ、彼らの名前やデビューを祝うハッシュタグが連日トレンドに上がり続けた。メンバー全員が集った動画「ORβIT #2」は、現時点で78万再生を達成している。まだデビュー前のグループで、歌も踊りもない、ただ彼らの姿が順に映されるだけの動画にもかかわらずだ。
その後、公式SNSやInstagram Live(インスタライブ)で元気な姿を見せてくれたほか、4月16日にはオフィシャルサイトとファンクラブも開設された。最終回まで勝ち残った実力と、メンバー同士の仲の良さで、多くのファンから期待されているグループである。