ORβIT、BXW、#本田中川浦野佐野……JO1生んだ日本版“プデュ”出身者が歩む新たな道 グループ以外の形でも活躍

夢をつかみ、その道の続きへ

 北川玲叶(24位)、井汲大翔(36位)、北岡謙人(48位)、グチェレスタケル(71位)は、早川大輔、東伊織を加えた6人組ボーイズグループ・BXWのメンバーとして活動することが発表された。公式YouTubeチャンネルでは、メンバー紹介やメイキング映像も公開されている。

 この練習生4人は、格好良さと可愛らしさの両面から評価されてきた。特に北川玲叶は、女性アイドルグループ・BLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」をカバーしたステージで、彼にしかない魅力を爆発させた。

【北川 玲叶(Kitagawa Reito)】推しカメラ|BLACKPINK♬DDU-DU DDU-DU@グループバトル|PRODUCE 101 JAPAN

 岡野海斗(31位)、安藤優(47位)、大水陸渡(64位)、稲吉ひかり(74位)、結城樹(80位)は、Boom Triggerとしての活動を発表。K-POPとJ-POP、ヒップホップが融合した新しい音楽ジャンル「K・J-HOP」の確立を目指すという。

 筆者の注目は岡野海斗。番組内で彼のラップは高く評価され、自作のリリックも際立っていた。「俺はプデュのシンバだ!」というリリックの衝撃は、今も国民プロデューサー達の胸に刻まれている。

PRODUCE 101 JAPAN|1組|101オリジナル@#4 ポジションバトル

 本田康祐(15位)、佐野文哉(21位)、浦野秀太(32位)、中川勝就(63位)は、吉本興業からのデビューを発表。正式なグループ名は不明だが、発表時には「#本田中川浦野佐野」とハッシュタグが付けられた。そして、頭文字をとって名付けられた「#ほなうさラジオ」がIGTVにて期間限定で配信される。

 卓越したダンススキルを持つ本田康祐と佐野文哉は、その拮抗する実力ゆえに、同楽曲内でポジションを争ったことも。番組前から交流のあった2人が、番組内ではライバルとして火花を散らし、ついに同グループでデビュー。「エモい」と言わざるを得ない。

PRODUCE 101 JAPAN|♫Black Out@#9 コンセプトバトル

 余談だが、JO1の「無限大(INFINITY)」MV内の振り付けとしてトレンドに上がった「筋肉キス」は、番組内で本田康祐が披露していたもの。彼から與那城奨に伝授され、JO1の振り付けにつながった……のかもしれない。

PRODUCE 101 JAPAN|練習場に定点カメラを置いてみた<グループバトル編>|#7 配信前未公開シーン

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