BEYOOOOONDS 高瀬くるみ、グループの方向性を決定付ける鍵となる? キャラクター性を徹底解説

BEYOOOOONDS高瀬、キャラクター解説

 ハロー!プロジェクトの最新グループ、BEYOOOOONDS。2018年に結成され、2019年にシングル『眼鏡の男の子 / ニッポンノD・N・A! / Go Waist』でメジャーデビュー。寸劇などの身体要素を取り入れた個性的な楽曲が話題を呼び、オリコン週間チャート初登場1位を獲得。同年末には日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞。令和2年、さらなる飛躍が期待されているアイドルグループだ。

 楽曲も個性的なら、メンバーのパーソナリティーも個性的なのがBEYOOOOONDS。今回の連載企画では、メンバー12人それぞれのキャラクターについて、5つのポイントを立てて紹介していく。第5回はBEYOOOOONDSおよび雨ノ森 川海のメンバー、高瀬くるみ。「BEYOOOOONDSの母」とも呼ばれている彼女は、どんな女の子なのだろうか。

ミュージカル経験ありの演劇系女子

高瀬くるみ

 幼少時の高瀬がアイドルに興味を持ち始めたきっかけは、テレビアニメ『きらりん☆レボリューション』(テレビ東京系)。モーニング娘。の久住小春が主演声優を務めていたアイドルアニメで、放送期間は2006~2009年。1999年生まれの高瀬が小学校低学年だった時期とかぶる。この番組の影響でアイドルを志した者は数多く、高瀬もそのひとりということになる。

 また、栃木県出身の高瀬は小学1年から高校1年までの10年間、宇都宮市のミュージカル団体『こどもミュージカルどりーみんぐ』に在籍していた(参照)。小学6年のときには同団体のアメリカ公演に参加したこともあり、かなり本格的に演技の経験を積んでいたようだ。

【tiny tiny#73】ゲスト:BEYOOOOONDS/雨ノ森 川海 高瀬くるみ コーナー出演:モーニング娘。'19 小田さくら、Juice=Juice 宮本佳林

 ハロプロ研修生に入ったのは、2015年3月のこと。高瀬は当時高校2年で、中学生が多めだった研修生のなかでは若干年上だった。そんな研修生にとって大事なイベントといえば、毎年5月開催の実力診断テスト。高瀬は2015~2017年の計3回出場しており、特に2016年の回で歌った「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」(オリジナル:モーニング娘。)では、半年前から選曲を決めて練習し続けたという気合の入ったパフォーマンスを見せた。観客投票1位に送られるベストパフォーマンス賞は得られなかったが、歌唱賞は受賞した。ちなみにこの回の1位は笠原桃奈(現アンジュルム)と清野桃々姫がどちらも228票を集めて同時優勝だったのだが、2位は225票の高瀬だったという。

 そして2017年5月の同イベントにて、清野桃々姫とともに新たなグループでデビューすることが決定。そのグループは雨ノ森 川海とネーミングされ、同時にBEYOOOOONDSが結成される。

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