BEYOOOOONDS 高瀬くるみ、グループの方向性を決定付ける鍵となる? キャラクター性を徹底解説

BEYOOOOONDS高瀬、キャラクター解説

しっかり者?甘えたがり?

 ほかにも特技が殺陣やステージアクションだったり、ブログでの一人称が“高瀬”だったりなど、しっかり者で強めな側面が目立つ彼女だが、そうじゃない一面も併せ持っている。BEYOOOOONDSの他メンバーの発言によれば、意外と甘えたがりなところもあるそうだ。本人も「実は甘えたがりというかベタベタしたいタイプ」と自己分析したことがある。逆に言えば、そんな甘えたがりな面を蓋するためにしっかりと振る舞うという作用が働いているのかもしれない。

 栃木県の名物に苺があるが、彼女の好物でもある。また、話し方自体はしっかりしているが、その声質は甘く可愛らしい。演技力のある甘い声は声優向けとも言える。

 深夜ラジオ番組『Hello! SATOYAMA&SATOUMI Club』(ラジオ日本)は、以前のパーソナリティーは宮崎由加が担当していたのだが、2019年7月からは高瀬が引き継ぐことになり、現在レギュラー出演中。前任の宮崎の癒やし系なトークは深夜ラジオにぴったりだったのだが、高瀬もハマっている。

ハロプロ内の交友関係

 高瀬が尊敬し、目標としているハロプロの先輩は嗣永桃子(ex.Berryz工房およびカントリー・ガールズ)。歌やダンスだけでなくトーク力も有しているところに魅力を感じているようで、高瀬もその域を目指そうとしているのは伝わってくる。

 BEYOOOOONDS内では、やはり同年代の一岡伶奈とは距離が近いようだ。BEYOOOOONDS以外では、こぶしファクトリーの和田桜子と仲が良く、カラオケに行ったりしている。「香水」(メロン記念日のシングル曲)を一緒にハモって歌ったそうだ。

 また、高瀬はパンダ好きでもあり、パンダ柄の私服を着ていることが多い。ハロプロ内でパンダ好きといえば、“パンダさんパワー”がキャッチフレーズの山﨑愛生(モーニング娘。'20)がいるが、今年の正月のハロプロコンサートでは2ショット画像をアップしたり(参照)、一緒に「パンダース」を食べたりなど(参照)、徐々に仲良くなっているようだ。

 高瀬は前述のように栃木県出身。ハロプロ内で同じ栃木出身メンバーといえば、モーニング娘。'20の森戸知沙希がいる。今年1月1日の下野新聞(栃木県の地方新聞)では、高瀬と森戸の対談記事が掲載された。今後も栃木絡みでの仕事が期待できそうだ。

■ピロスエ
編集およびライター業。企画・編集・選盤した書籍「アイドル楽曲ディスクガイド」(アスペクト)発売中。ファンイベント「ハロプロ楽曲大賞」「アイドル楽曲大賞」も主催。Twitter

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