2020年注目の男女混声5人組バンド ゴホウビ キャッチーなバンドの魅力を音楽関係者がレコメンド

 「自信がなくて何が悪い 男女混声豆腐メンタル五人組」--そんな合い言葉を胸に、今ライブハウスをじわじわと賑わせているバンド、ゴホウビ。元Goodbye holidayのcody(Vo/Gt)、シンガーソングライターとしても活動するスージー(Vo&Key)を中心に、もりし(Gt/ex.Goodbye holiday)、405(Ba/ex.anderlust)、むんちゃ(Dr/ex.joy)によって結成された男女混声5人組バンドである。

2nd EP『脱ぎ散らかした服の下』

 2018年11月に現体制での活動を開始すると、すぐさま3カ月に渡って5曲連続で配信リリース。バラードナンバー「好きなんだろ」収録の1stミニアルバム『WE ARE ゴホウビ』を2019年2月に完成させると、同月には結成後初のワンマンライブ『GOHOBI NIGHT ~僕らの出会いにカーンパイ!~』をTSUTAYA O-Crestにて成功させた。それから8月にはAbemaTVのピグパーティ4周年記念オリジナルCMに「ラブ≠∞」が起用されたり、11月には2nd EP『脱ぎ散らかした服の下』がリリースされるなどした後、代官山LOOPでのセカンドワンマン『ゴホウビONE MAN LIVE “GOHOBI NIGHT vol.2” ~ 今夜はお家に帰さナイッ!~』も見事に成功。コロナウィルスの影響を受けて来月4月17日に渋谷WWWにて予定されていたワンマンライブはやむなく延期。こんな時だからこそというメンバーの意思により同日同場所より生配信ライブを無料で行う予定。2020年も彼らの勢いが止まることはなさそうだ。

 そんなゴホウビの最大の魅力は、何よりもキャッチーであること。各メンバーが得意な分野を持ち寄り、シティポップ、ファンク、ロック、エレクトロ、サイケといった多彩なジャンルを横断しながらも、J-POPとして幅広い人たちが楽しめる楽曲に仕上がっている。それはテクニックやスキルはもちろんのこと、メンバー同士で楽しく音を鳴らしているのが伝わってくる親しみやすさがあるということだ。

 日頃より彼らの活動をサポートする全国各地の音楽関係者たちは、ゴホウビというバンドのどんなところに惹かれているのだろうか。北海道のラジオ局・エフエムなよろでパーソナリティを務める髙嶋修平氏は、ゴホウビの第一印象について次のように語る。

「MVから垣間見える雰囲気や、ラジオなどからも伝わるメンバー同士の絆から感じたのは、“音”を“楽”しむ、“音”が“楽”しいーーまさに“音楽”を表現しているアーティストだということ。他人と自分を比較して劣等感に苛まれる方へ、『ゴキゲンなLOVER』を聴くと等身大の自分がいつもより好きになります。背中を押してくれる曲と言うよりも“メンバーが一緒に歩いてくれる”曲です」

 また、上述した「ゴキゲンなLOVER」が体現する楽しさは、歌い手としてのキャリアを持った男女2人の掛け合いボーカルから生み出されているとも言えるだろう。同曲をPOWER PLAYに選出した広島エフエム放送の神原隆秀氏は、彼らの思わず口ずさみたくなる歌のハーモニーに惹かれた一人だ。

「ゴホウビ結成の話を聞いた時に『え!? 本当に!?』という感じでした。元々それぞれの活動を応援していた広島出身のボーカリスト2人だったので。そして2人の声の混ざり方を聴いていると、『このために今までがあったのでは?』と思うくらいの美しさ、キレイさ、幻想があり、思わずじっと聴き入ってしまいました。『ゴキゲンなLOVER』は物語の幕開けを感じ、さらに音楽を心の底から楽しんでいる様子も含めて、これぞゴホウビの代表曲になる!と思ってPOWER PLAYに選出しました」

ゴキゲンなLOVER – ゴホウビ[Official Video]

 さらに、歌詞では、「今日1日上手く行かなかったな」というやるせなさや、「なんであんなこと言ってしまったんだろう」といった後悔の気持ちなど、日常で誰もが抱きがちな素朴かつネガティブな感情が歌われている。そうした気持ちの浮き沈みにスポットライトを当てて、音楽で心の叫びを表現しているのだ。ゴホウビが出演するFMPORT『MUSIC CONVOY Monday』ディレクター・桑原翔氏、ラジオ日本『Harmonic Groove!!』ディレクター・星崎直也氏も、彼らの楽曲の歌詞に魅力を感じているという。

「オススメの楽曲は『ターミナル』です。〈あー無性に叫び出したい〉というワンフレーズがとても好きです。『叫びたい』ではなく『叫び“出し”たい』という言葉のチョイスがリアル。実際にやるせない気持ちになっても、“叫ぶ”ことなんてまずありません。でも、“叫んでみたい”という気持ちだけは浮かんできて……。『叫び出したら、あとは声を出し続けるだけなんだけどなぁ』という“叫ぶ”に至るまでの悩みの感覚がいろんな人にフィットするのではないかと思います」(桑原氏)

「圧倒されないオシャレ感、心地よい距離感。バンドサウンドのカッコ良さと日常を美しすぎずもドラマチックに切り取る歌詞は、どの層が聴いても受け取れると思いました」(星崎氏)

ターミナル – ゴホウビ[Official Video]

 こうなればあとはライブが見てみたい。TSUTAYA O-Crestでブッキング制作を担当する秋山貴英氏は、ゴホウビのハートフルなライブパフォーマンスについて語る。

「楽曲はもちろん、完成度の高い演奏やCodyとスージーの心にスッと入る歌声、ハートフルな空気とハッピーな空間で頑張る日常へのゴホウビになるライブは必見です! ユルユルなMCもみんならしい魅力の一つです(笑)。日々の疲れを癒してくれたり日常に寄り添えるグッドミュージックだと思うので、このままの5人で、応援してくれる人のゴホウビになり続けて欲しいです!」

 毎日がどこか退屈だと感じている人も、失敗続きで落ち込んでしまっている人も、まずはゴホウビを聴いて、そんな毎日を明るく彩ってみよう。そしてライブに足を運んでみよう。ゴホウビの音楽が、あなたの何気ない1日の癒しになる瞬間は、もう目の前に来ているかもしれない。

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