SWAYが素直に綴った亡き母への思いと誓いーーサプライズリリースされた「Angels」を聴いて
MVは両親が訪れたことのあるイタリアで撮影。DOBERMAN INFINITYのライブでは特攻隊長を務め、日頃の活動でも華やかで明るく逞しいイメージのあるSWAYが、MVの途中で慎み深く手を合わせ祈るシーンが印象的。子供の頃の運動会の写真を使ったラストシーンも胸を打つ。
役者としても活動するSWAYは、今年11月に公開された齊藤工が企画・プロデュースを務めた映画『MANRIKI』に出演。自らが中心となるクリエイティブユニット「N0IR(ノアール)」は12月に発売された「Reebok CLASSIC」とのコラボコレクションで本格的なアパレル進出を果たした。来年1月にはB.LEAGUEが発足させたプロジェクト「RUN THE FLOOR®」のコンピレーションアルバムにグループ、ソロ両方で参加。さらに3月からはDOBERMAN INFINITYとして全国10公演のホールツアー、また4月にはSWAYとしてのソロライブが決定している。
前述のMVでは、曲が終わったところで、SWAYが自らハンドルを握りクルーザーで水上を走り出すシーンが登場する。母の死を乗り越えて新たな旅立ちを決意したSWAYは2020年、どんな航路を取るのか。活躍に期待したい。
(文=猪又孝)
■リリース情報
「angels」
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