KinKi Kids 堂本光一とKAT-TUN 上田竜也の熱い絆 『Endless SHOCK』17年ぶり共演への期待

 KinKi Kids・堂本光一が演出、主演を務める舞台『SHOCK』シリーズが来年上演20周年を迎える。2020年2月4日よりスタートする『Endless SHOCK 20th Anniversary』ではキャストを大幅に変更し、“ライバル役”にKAT-TUN・上田竜也が名を連ねる。さらに、Instagramのアカウントも新たに始動する。

 上田は2003年にも同作に出演。二人は今作で17年ぶりに共演するとあり、SNS上には「おめでとう」の声があふれた。会見で当時を振り返った上田は「光一君にとんでもない迷惑をかけた」と反省。光一も「幕が下りた後に『おい、お前ら!』と言ったことが1度、2度、3度? ほどあります」と自身の“若気の至り”について触れた。

 実はデビュー前、光一のバックダンサーを務めていたKAT-TUN。上田と言えば嵐・櫻井翔を“アニキ”と慕っている印象が強いが、光一とも熱い絆がある。まだまだ若く、尖っていた当時のKAT-TUNは仕事に対し、部活感覚が抜けなかったという。そんな彼らと真正面から向き合い、叱咤激励したのが光一だった。今回の『Endless SHOCK』の会見でも当時のKAT-TUNに対し、協調性がなかったと語っていた。今も一見ヤンチャな印象もある上田だが、KAT-TUNの“充電期間”中も「KAT-TUNのことしか考えてない」と語るなど、仲間思いで人情に熱い一面を持つ。今のKAT-TUN、そして上田があるのは光一の存在があったからこそと言っても過言ではないだろう。

 光一の舞台に対するストイックさは周知の通り。そんな彼との共演を経て上田は大きく成長したはずだ。上田はしばらく舞台からは遠ざかっていたが、今年4月に上演された、ホフェッシュ・シェクター率いる世界的なダンスカンパニーによる『ポリティカル・マザー ザ・コレオグラファーズ・カット』で主演を務めたのも記憶に新しい。『Endless SHOCK』では主人公のライバル役、というちょっとスレた役どころを演じる。同作を通じ、二人の間にまた熱い絆が生まれそうだ。

(文=竹上尋子)

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