SUPER★DRAGONが語る、表現の多様性が生むグループの進化「いかにそれぞれの個性を見せるか」

SUPER★DRAGON、表現の多様性

玲於
ジャン
壮吾
洸希
彪馬
和哉
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玲於
毅
ジャン
颯
壮吾
洸希
彪馬
和哉
楽
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クリエイティブ集団になっていきたい(毅) 

ーーもちろん、ダンス&ボーカルグループには色々な形があって、どれがいいという話ではないとは思いますが、SUPER★DRAGONはそういうグループを目指したい、と。

毅:そうですね。僕たちは、ダンス&ボーカルユニットと呼んでもらっても、アイドルと呼んでもらっても、どう呼んでもらってもいいんですけど、グループの考え方としては、クリエイティブ集団になっていきたい、という気持ちがあって。それを、自分たちが年齢を重ねていくごとに、より濃いものにしていけたらいいな、と思っているんです。そういう意味でも、今回の『3rd Identity』は、未来につながる1枚になったんじゃないかと思います。

ーーみなさんが今感じている「SUPER★DRAGONのアイデンティティ」というと?

毅:まずは「ミクスチャーユニット」ということですね。これはダンス&ボーカルユニットとしては唯一無二のものだと思っていますし、今回はよりその魅力を体現できているのかな、と感じます。これからもっと大きな存在になっていきたい、という夢や目標に向けて、もっと自分たちの音楽の地盤を固めていきたいと思っています。

ジャン:僕は、「挑戦的」ということですね。今回、(フューチャーベースの要素などを加えた)「Don’t Let Me Down」をリード曲に持ってきているというのは、日本の音楽シーンの中でも攻めたものだと思いますし、楽曲でもライブでも、つねに「挑戦的なグループでいたい」と思っているんです。毎回新しいことに挑戦して、そこで得たもので、また新しいものに挑戦していく、ということを繰り返していけたら、すごく嬉しいです。

楽:年長組のファイヤードラゴンと、年少組のサンダードラゴンに分かれていることも、僕らならではの個性なのかな、と思います。

彪馬:僕らの場合、ひとりひとりが好奇心旺盛なので、新しいことを「楽しい」と思えるメンバーばかりなんですよ。

和哉:でも、「ミクスチャーユニット」として色々なジャンルに挑戦させてもらっている中でも、それを「広く浅く」という形にはしたくないと思っているので、それぞれの楽曲の内容を、濃く表現できるようになっていかないといけないな、とも思っています。

彪馬:実際、今回のアルバムも色々な曲が入っていて、ゴリゴリの曲もあれば、バラードもあって、この雰囲気は僕たちの個性なのかな、と思います。決まったサウンドだからこそ僕たちっぽいと感じてもらうのではなくて、たとえば、「僕らの声だからこそ、僕たちっぽい」と感じてもらえるようなグループになっていけるように、頑張っていきたいと思っているので、そういうことを曲から感じていただけるようになれたら嬉しいですし、この9人でもっと色々なことに挑戦していきたい、と思っています。

玲於:そうやって色々なことに挑戦して、「壁にぶち当たっていく」こと自体が、僕たちっぽいのかな、と思うんです。たとえば、『IDENTITY NINE』と題して、大阪城野外音楽堂と日比谷野外大音楽堂でワンマンライブができるということも、挑戦ですし、僕らはフェスのような場所にもどんどん出ていきたい、という気持ちがありますし。そうやって、9人で、僕たちだけの道をつくっていけたら嬉しいな、と思っています。

洸希:そのうえで、満足してしまったら、そこで終わってしまうので、つねに高みを目指していきたいと思っています。

ーーこれからも新しいことにどんどん挑戦していきたい、と。

毅:そうですね。それを、「みんなで、楽しんでやっていきたい」と思っているんです。僕らはSUPER★DRAGONというグループが好きで、楽しいからこそ今の活動をしているので、その楽しんでいる雰囲気が、色んな人に伝わっていったら嬉しいな、と思っています。

和哉:それに、最近はメンバーそれぞれに「多様性」も出てきているとも思います。ラップ組のフロウにしても、昔と比べてそれぞれに特徴が出せるようになってきていると思いますし、みんなが納得して、それぞれの役割を任せられるようになってきているので。

壮吾:そうやって、メンバー全員の個性が集まることで、「SUPER★DRAGON」というジャンルになれたらいいな、と思っています。

ーーアルバムリリース後に開催されるワンマンライブ『IDENTITY NINE』は、どんなものにしたいと思っていますか?

洸希:今回は野外でのワンマン公演なので、屋内で作りこむようなライブとはまた違うものになるでしょうし、当日の天気も関係してくることを考えても、僕たちのパフォーマンス自体が試されるようなライブになるのかな、と思っています。暑さに負けないように、僕ら自身も熱気を伝えていきたいですし、今回のアルバム楽曲たちを視覚的にも感覚的にも楽しませられるようなものにできたらいいな、と思っています。

玲於:すべてにおいて面白いライブにしたいと思っていますし、ボーカル組も、ラップ組も、パフォーマー組も、みんなで「SUPER★DRAGON」としての魅力を表現できたらいいな、と思います。僕らパフォーマー組も、ダンスで歌うというか、ボーカル組が歌で表現しているのと同じような表現力をダンスで伝えたいと思っていますし、その結果、スパドラがひとつになって、全員で魅力的な表現を見せられるように、頑張っていきたいと思っています。

(取材・文=杉山仁/写真=林直幸)

■リリース情報
『3rd Identity』
発売:2019年8月14日(水)
<Limited Box>
価格:¥5,500(税込)
仕様:CD&Blu-ray / デジパック / クリア三方背BOX / ブックレット(12P) ※Blu-rayのみプレイパス対応
[Limited Box 封入特典] 大判フォトカード(20枚入り) ※内1枚のみランダム(メンバーソロ全9種)
<通常盤>
価格:¥2,500(税込)
仕様:CD / ジュエルケース
封入:ブックレット(16P)

[CD] 三形態共通収録曲
01. PANDORA
02. Don’t Let Me Down
03. Jacket
04. La Vida Loca
05. My Playlist
06. Strike Up The Band
07. Dragonfly
08. New Game
09. 雨ノチ晴レ
10. Remedy For Love

[Blu-ray] Limited Box限定収録
Music Videoフルサイズ全10曲
全Music Video撮影メイキング映像
※スマホで視聴出来るプレイパスコード付き

オフィシャルサイト
『3rd Identity』特設サイト

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