IZ*ONE、2ndシングル『Buenos Aires』で1位獲得 ダンスミュージックとの相性の良さを分析

 カップリングの「Tomorrow」もダンスナンバー。こちらだとラップパートが完全に英語です。

 この記事は通常盤TypeAを聴きながら書いており、そこに収録されているもう一つの楽曲は「Target」。四つ打ちが響きますが、通常盤TypeAの収録曲のなかではもっともR&B寄りの艶やかな楽曲です。メンバーのボーカルの個性がよく出るBPMでもあります。

 IZ*ONEが本領を発揮するのは、やはりダンスナンバー。その点を日本語と英語を交えながらうまくローカライズしているシングルが『Buenos Aires』です。

■宗像明将
1972年生まれ。「MUSIC MAGAZINE」「レコード・コレクターズ」などで、はっぴいえんど以降の日本のロックやポップス、ビーチ・ボーイズの流れをくむ欧米のロックやポップス、ワールドミュージックや民俗音楽について執筆する音楽評論家。近年は時流に押され、趣味の範囲にしておきたかったアイドルに関しての原稿執筆も多い。Twitter

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