『MAGICAL☆BEST -Complete magical² Songs-』リリースインタビュー
magical²に聞く、『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』を通じた成長とファンへの思い
magical²(マジカルマジカル)の人気が加速している。magical²は、2018年4月よりスタートした女児向け特撮テレビシリーズ『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』(テレビ東京系)に出演しているメンバーのモモカ、リン、ミツキ、シオリ、ユリアによる5人組ガールズグループ。キレキレのダンスと本格的な歌のパフォーマンスが、カワイイ&カッコいいと、多くの子どもたちの憧れの存在となった。
昨年6月にリリースしたデビューシングル『愛について♡/超ラッキー☆』が、いきなりのオリコンウィークリーチャート初登場6位を記録し、9月に発売したミニアルバム『晴れるさ☀』ではオリコンデイリー最高位1位を獲得。メジャーデビューから5カ月でワンマンライブも成功させ、各地で開催されるリリースイベント&特典会は毎回動員3000人を超える人気ぶりだ。彼女たちのパフォーマンスを楽しみにするあまり、早朝から並ぶファミリーファンも多い。
そして、2月13日には待望のベストアルバム『MAGICAL☆BEST -Complete magical² Songs-』を発表し、3月にはワンマンライブ第2弾『magical² SPECIAL LIVE』の開催が決定するなど、まさに大ブレイク中の彼女たち。そんなmagical²の素顔に迫るべくインタビューを行なうことに。ドラマ『マジマジョピュアーズ!』とは異なる、新たな魅力がチラ見えする等身大のトークとなった。(佐藤結衣)【最終ページに読者プレゼントあり】
いちばんギャップがあるのはリン!?
ーーリアルサウンドでのインタビューは「はじめまして」になるので、まずは自己紹介をお願いします!
愛乃モモカ(以下、モモカ):はい! 愛乃モモカ役の三好佑季、14歳です。モモカのキャッチフレーズは「明るく元気」です。特技は水泳で、4種目泳げます。小さいころは水に入るのも恐かったんですけど、学校のプールで泳げないのがすごく悔しくて。スイミングに通ったら、1年間でバタフライまでできるようになって、自分でもびっくりしています(笑)。でも、部活はバスケ部です。
ーーすごい! 天真爛漫なモモカさんの素顔は、スポーツ少女だったんですね。では続いてミツキさん、お願いします。
花守ミツキ(以下、ミツキ):はい。花守ミツキ役の鶴屋美咲、15歳です。ミツキのキャッチフレーズは、「運動神経抜群」です! とか言いながら……実は、運動があんまりで(笑)。アニメを観たりとかそういうほうが好きです。カラオケに行っても、よくボカロを歌ってます。それから絵を描くのも好きです。
ーードラマではパワフルガールなミツキさんが、実は文化系少女だったとは! プライベートな一面が次々に見えてきますね。
星奈シオリ(以下、シオリ):次は私が! 星奈シオリ役の小川桜花、14歳です。キャッチフレーズは「オシャレが大好き」です。
ユリア:シオリは、実際に一番オシャレだよね! 服もいっぱい持ってるし。モモカもオシャレですけど。
ミツキ:シオリは、今時の流行りを結構意識してて。雑誌とかもすごくチェックしてるんです。
シオリ:あと、短距離が得意で、女子ではいつも1位になってました。長距離は嫌いなんで……2位でした。
ユリア:できるじゃん、どっちも(笑)。
一同:アハハハ。
ーーなるほど、プライベートでも何かスポーツをしていますか?
シオリ:地元が宮崎なんですけど。宮崎の家では、庭におっきなプールを出して遊ぶのが好きでした。それでバタフライの練習してたんですけど、すごく下手で……。
ユリア:私も宮崎出身なんで、シオリの家に遊びに行ったことがあるんですけど、おうちもすっごく大きくて、お庭に出すプールも凄く立派なんです!
ーーえ! もしかして、ものすごいお嬢様!?
シオリ:いやいや、宮崎県は広いからです(笑)。
ユリア:いやいやいや、普通は庭にプールなんてないって!
ーー皆さん、聞けば聞くほどギャップがあって面白いですね。では、次に……。
ユリア:はい。虹色ユリア役の増田來亜、15歳です。ユリアのキャッチフレーズは「ちょっぴりシャイでマイペース」です。私はK-POPが好きなので、趣味はあこがれのアーティストさんのMVを観たり、まだ全然なんですけど韓国語の勉強です。
シオリ:ユリアと私とミツキは、K-POPファン仲間なんです! 意外と好きなメンバーが一番変わるのはミツキだよね。
ミツキ:「熱しやすくて冷めやすい」って、よく言われてましたね(笑)。でも、ユリアはすごいんですよ、もう一途というか。もう何年も同じ。
ユリア:小学6年生からかな。ずっと好きで応援しています。
ーー実は情熱的なところがあるわけですね。ではラストは、リンさん。
白雪リン(以下、リン):はい! 白雪リン役の隅谷百花、14歳です。キャッチフレーズは、「読書と勉強が大好き」です。読書は子ども向けの怖い本と、弟と英会話を習っていたので英語の本も読んだりはします。けど、勉強は好きではないです(笑)。
シオリ:自分の好きなことに集中するタイプだよね。
リン:うん! スライムで勉強できるなら良い!
ーースライム?
ミツキ:リンは、スライムとかスクイーズが好きで、お家にいっぱいあるんです。
モモカ:自分で作ってるんですよ! 自家製。
リン:あのムニュムニュした触り心地も好きですし、自分で作ると混ぜるものを変えたら硬さが違うものになるのも、面白くて。あ、でも理科は好きじゃないです(笑)。
一同 :アハハハ。
シオリ:リンは、感覚がすごく敏感で。好きな触感とか、好きな音とか、こだわりがあるんですよ。
ミツキ:そうそう。電車とかで急に近寄ってきて、耳元で「クワックワッ」って口を鳴らして聞かせてきたり。
ーーそれは、どんな気持ちでやってるんですか?
リン:いや、なんか「これどう?」みたいな。
モモカ:ふふふ。どうもないよ(笑)。
ーースライムみたいに、心地いい音も手作りしたいんですね。
リン:はい!
ーーさっき子ども向けの怖い話の本が好きとも話していましたが、どんな本を?
リン:『怪談レストラン』とか、『絶叫学級』とか『絶望鬼ごっこ』……。本当は漫画のほうが楽しいんですけど、学校には小説しか持っていけないから。
モモカ:リンの家にめっちゃあるよね。
リン:『絶叫学級』の漫画は揃えてるくらい好きです!
ーーでも、そんなに感覚が敏感なのに怖い話って、大丈夫なんですか?
リン:あ、読んでいるときは大丈夫なんですけど、その後の生活に支障が出ます(笑)。
モモカ:リンは、特にゾンビが苦手で。地方のイベントでホテルに泊まると、お風呂のときに、テレビとか、音楽とか、とにかく全部の音を出して大変です。
シオリ:お風呂に1人で入ってるとき、後ろが気になるよね?
リン:だから、シャワー頭から浴びてても目つぶられへん! ずっと、こうやって(目を見開いて)目開けてる!
一同:アハハハ。
モモカ:それから、廊下を歩いてるときも「今ここでゾンビが出てきたらこうする!」とか、常に考えてるらしいんですよ(笑)。
シオリ:リンは防犯のためにいつもブザーをちゃんと持ち歩いているんですけど、「いやでも音鳴らしても効かへんからなー!」とか言って(笑)。
ーーリンさんは、たしかクールなイメージだったはずでは(笑)?
ユリア:一番ギャップがあるかもですね。
リン:えー、そうかなー(笑)。