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JUJU、2つの“ルーツ”示した2018年 好評のアルバム2作品とライブから考える

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 JUJUのジャズアルバム第3弾『DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』が12月17日付オリコン週間ジャズアルバムランキングで1位を獲得。iTunesジャズチャート等を含め第1弾から3作品連続で各ジャズジャンルチャート1位を記録し好評を博している。

 JUJUの類稀なる歌声でジャズのスタンダードナンバーの新たな魅力を引き出した本作は、15周年イヤーを飾るのにふさわしい1作。久保田利伸とのデュエットも実現するなど、JUJUの色気のある歌声を存分に引き出した、華やかで聴きごたえ抜群であると同時に、まさに“ボーカル表現のひとつの到達点を示した”ようなアルバムとなっている(参考:JUJU、初心者でも楽しめる“おいしい”ジャズアルバム 『DELICIOUS』シリーズ最新作を聞く)。

 また、JUJUは今年2月にオリジナルアルバム『I』もリリースしている。感動的なMVが話題となり、再生数756万回を突破(12月12日現在)した「東京」や、平井堅作詞作曲で吉田羊とのデュエット曲「かわいそうだよね (with HITSUJI)」、小田和正プロデュース曲「あなたがくれたもの」といった楽曲を収録した同作は、3月5日付のオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した。

 音源のリリースのみならず、『I』発売後は大阪城ホール、日本武道館での追加公演を含む全国ツアー、ジャズアルバムリリース直前にはCOTTON CLUBでのプレミアムライブ、そして来春にはブルーノート東京での5日間10公演を開催するなど、ステージの大小問わず、精力的なライブ活動も目立つ。15周年を前にした今もなお、常に全力投球でリスナーを魅了し続けるJUJU。今年何度も彼女のライブに足を運び、当サイトでもレポートを執筆したライターの宮本英夫氏は「どんな会場でも全力で“JUJU”」だと評価し、「ルーツを表現する1年だった」と振り返る。

「『I』には都会で暮らす女性の物語を描いた「東京」をはじめ、東京で一人で暮らす女性を彷彿とさせる「Love Is Like」、現代的な日本の女性をイメージできる「かわいそうだよね」などが収録されており、同世代の共感を生む世界観がありました。サウンドとしては少し洋楽的な要素も取り入れながらも、とても“東京”的なアルバムという印象です」

 実際、JUJUはアルバム発売時の当サイトでのインタビューでも「JUJUというものにとっても、「東京」は一つのキーワードだったりする」「東京のおかげで、JUJUというものになれた」と語っていた。

 一方、『DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』には、「New York New York」のほか、ニューヨーク時代からの盟友・久保田利伸とデュエットした「Englishman In New York (Duet with 久保田利伸)」などを収録しており、作品全体を通じて裏テーマだという“ニューヨーク”の空気が感じられる。宮本氏が「どちらのルーツも大事にしていることが『JUJU HALL TOUR 2018「I」』、COTTON CLUBでのプレミアムライブを通じてとても伝わってきました」と語っていたように、『JUJU HALL TOUR 2018「I」』でもジャズをフィーチャーしたコーナーがあり、「ジャズは、音楽の解釈が自由なんです」(参考:JUJU、さまざまな“アイ”の歌で最新作『I』の世界を再現 ドラマチックなホールツアーをレポート)、「ジャズは私(I)にとって自分を作るための重要なファクター」(参考:JUJU、アルバム『I』を巡る長い旅の終わり 吉田羊も登場した“JUJUの日”武道館公演)とジャズへの愛を述べる場面もあった。

      

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