中居正広は年々可愛さが増している? ファンを魅了し続ける理由を“振り幅の大きさ”から考える

 あるときには、右手の人差し指に水ぶくれができたことを報告。聞いてみると、布団たたきで作ったものだという。「枕ってさ、やったことある? パンパン。やってみ! あれ、一生やってもホコリ出るわ。パンパンパンパンパンパン……あー、すげー出んな。パンパンパンパンパンパン……まだ出るな。パン……も、ずーっとやっても、パン! ぶわぁん! って。で、次、裏。パン! パン! わあーっ! オイッ! って……それでなんか水ぶくれになっちゃった」と、枕相手に本気モードになる熱中ぶりも愛らしい。

 さらに、帽子&サングラスで買い物に出かけたときには、中国からのお客さんが多かったこともあり、店員さんから観光客のひとりに間違えられたというエピソードも。中居正広が来たということがバレるよりも、そのほうがスムーズに買い物ができると考えた中居は、店員さんの接客にも「ンフ」「アハ」「コレ、ワン、スモールサイズ」「アリガトー」とカタコトの発音で対応。完璧に演じたと思いきや、レジに行くとクレジットカードに「MASAHIRO NAKAI」の名前が。「やべっ!  俺、中居正広だーって(笑)」と見事なオチがつく天然さ。

 テレビでは求められる仕事を完璧にこなす大人の男性な中居と、どこか放っておけない少年らしさを残すラジオの中居。その振り幅の大きさが、中居がファンを魅了し続ける理由なのだろう。

(文=佐藤結衣)

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