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AKB48 宮脇咲良らも参加のIZ*ONE、音楽シーンに風穴開けるか “放送不可判定”の背景を解説

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 赤いリップに赤と黒のホットパンツで踊るキレキレのK-POPダンス。パッと見ただけでは、誰が韓国人か日本人かわからないほど、一糸乱れず互いに溶け込んでいる。

IZ*ONE (아이즈원) – 라비앙로즈 (La Vie en Rose) MV
『COLOR*IZ』 [ROSE ver.]

 Mnetのサバイバル番組『PRODUCE 48』で誕生し、10月29日についに韓国デビューを果たしたIZ*ONE。日本のAKB48グループから選出された宮脇咲良、本田仁美、矢吹奈子と韓国の練習生9人がタッグを組んだ12人の前例なきガールズグループが、日韓両国で旋風を起こし始めた。

 アルバム『COLOR*IZ』のタイトル曲「La Vie en Rose」のミュージックビデオは、9日間で1600万回を超える再生回数を記録。同アルバムは、日本デビュー前にもかかわらず、オリコン週間アルバムランキング1位週間デジタルアルバム1位の2冠を獲得した(2018年11月12日付)。韓国でも初週売り上げ8万枚を突破し、ガールズグループの初週売り上げ最高記録を達成している(参考:IZ*ONE ガールズグループの初週売上で過去最高・KBS WORLD Radio)。

 ところが、韓国の一部では早くもIZ*ONEの活動に反発の声が上がっている。デビュー3日前の10月26日。地上波KBSの人気音楽番組『ミュージックバンク』でIZ*ONEのティーザー映像が流れ、次回出演が予告されると、視聴者掲示板に「日本の右翼芸能人がいるIZ*ONEの出演に反対する」という書き込みがされたのだ。

 デビュー前日には、韓国大統領府の国民請願ホームページに「右翼グループIZ*ONEの公営放送出演を禁止してください」という提起が書き込まれ、11月7日までに3万人以上の同意を集めた。10月31日には、アルバム収録曲の「好きになっちゃうだろう?」(IZ*ONE ver.)が、KBSで放送不可判定を受けた。また、韓国MYDAILYの報道によると、同じ地上波であるSBSでも同曲は放送不可に。いずれも、「歌詞全体が日本語で構成されている」というのが理由だ。

 なぜ、歌詞が日本語だと放送できないのか。韓国政府関係者によると、故金大中(キムデジュン)大統領が「日本の大衆文化解禁の方針」を表明したのは1998年のこと。日本の文学や映画が韓国で広まる中、地上波ではいまだ日本語の歌をほとんど放送していない。禁止令があるわけではなく、各放送局が国民感情を配慮し、自粛しているという。そんな中、AKB48グループのメンバーを含むIZ*ONEが地上波KBSのメジャーな番組に初めて出演することが判明したため、物議をかもしたのだった。

 対して、韓国大統領府の国民請願ホームページには「IZ*ONEが右翼であるという内容には、歪曲されている部分がとても多いです。活動を阻止しないでください」「IZ*ONEのKBS出演禁止請願に対し、反対であることを請願します」というIZ*ONE擁護派の意見の書き込みも。韓国政府やメディアも注目する議論となった。

      

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