チャットモンチー、ラストアルバム『誕生』リード曲は一つの集大成に 『Mステ』出演に寄せて
2018年7月に“完結”することを発表したチャットモンチー。2005年のデビュー以来、数々の名曲を残し、多くのアーティストに影響を与えているバンドの一つだ。2011年に高橋久美子が脱退して以降、サポートを入れながら橋本絵莉子、福岡晃子の二人体制で活動を続けてきた彼女たちのライブに度々足を運び、ラストライブとなる『チャットモンチーのこなそんフェス2018』にも参加するというライターの渡辺彰浩氏に、本日6月1日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演を機に改めて話を聞いた。
渡辺氏は解散発表時を振り返り、以下のように語る。
「“完結”までの残りのライブが武道館と地元徳島の『こなそんフェス』というのが一ファンとしては感慨深かった。実は、2011年に高橋さんが脱退を発表した時の残りのライブも日本武道館で行われる『テレビ朝日ドリームフェスティバル2011』と徳島club GRINDHOUSEでのワンマン公演で、今回とリンクしていることに気づいたんです。解散すること自体はもちろんショックでしたが、チャットモンチーとしてやりたいことをやりきったのかなと感じました。高橋さんが脱退した数カ月後の、『チャットモンチーの求愛ツアー♡』で、すでに2ピースとしてライブを開始していましたが、自分が最後に観た2017年の『チャットモンチーと機械仕掛けの秘密基地ツアー』では、3ピース時代とは全く違ったサウンドにチャレンジしていて、ライブの度に“変身”していた印象があります」