稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾『パラ駅伝』登場 新しい地図の新曲「雨あがりのステップ」初歌唱
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、新しい地図としてパラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」を発表した。3月19日よりiTunes Store限定で販売し、チャリティー期間中(6月30日まで)の売上は、パラスポーツ支援のために全額寄付される。
3人は3月4日、日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)のスペシャルサポーターとして駒沢オリンピック公園陸上競技場で行なわれた『パラ駅伝 in TOKYO2018』に参加。手話やウェーブなど会場を盛り上げた後、フィナーレのスペシャルライブで新曲を初披露した。
競技場内にある大型ビジョンに、新しい地図の動画が流れると稲垣、草なぎ、香取の3人がトラック内の特設ステージへ。すっかりおなじみになった「72」を歌うと、観客も選手も左右に手を振ったり、身体を揺らしたりと、彼らの音楽を心から楽しんだ。
「パラスポーツのお役に少しでも立てるように、今回歌を作ってみました」稲垣が新曲について発表すると、客席からは大きな歓声が。作曲・菅野よう子、作詞・麻生哲朗が手がけた新曲「雨あがりのステップ」は、爽やかな応援ソング。青空を指差し気持ちよさそうに歌う3人。そのパフォーマンスを見た会場中が笑顔に包まれた。やはり彼らは多くの人をつなぎ、ひとつにする力がある。そう感じさせるステージだった。
閉会後、囲み取材では一足先に香取が「すいません、すごくお待たせして」と恐縮気味に登場。すぐに稲垣と草なぎもついてくると思いきや、なかなか出てこなかったため「ええぇっ!」と驚き、記者たちの笑いを誘う。マイペースに「お待たせしました」と、やってくるふたりを手招きして定位置につくと、さらに彼ららしいやりとりが続く。
今日の感想を聞かれた香取が「気持ちよかったですね。僕インドアなんで、この青空の下でスポーツして、走って、応援してって、こんな気持ちいいんだなって」と話せば、即座にアウトドア派な稲垣と草なぎに「普段からやりなよ!」とツッコまれる。怯むことなく香取が「身体で表すと(両手を広げて空を仰ぎ)“こんな気持ちいいんだ〜!“みたいな感じでした」と続けると、「いつも感じてるよね」(稲垣)、「そうそうそう」(草なぎ)と息の合ったトークを披露した。
そして話題は新曲「雨あがりのステップ」について移ると、「歌ってるときに応援してくれる皆さんの顔を見るのが、こんなに好きなんだなって改めて感じました」と香取。稲垣も「やっぱり大勢の人がいて通じ合うっていうのは気持ちいいことですし、好きなことなんだなって。人前で歌うっていうのは久々だったので、すごく幸せな気分でした」と続けた。さらに草なぎも「<新しい道を行ける気がした>っていう歌詞や<青空に向かって>っていう歌詞が、今日のシチュエーションにピッタリ過ぎて! すごく緊張したんですけど、選手の方たちのエネルギーももらって高揚感もあったので、乗り越えて3人で歌うことができました」と、嬉しそうに語った。
寄付金額の進捗報告は、新しい地図のオフィシャルホームページで随時更新される予定。最終的な結果報告はインターネットテレビ、AbemaTVのレギュラー番組『新しい別の窓』7月1日の生放送にて行なわれる。
(取材・文=佐藤結衣)