EVISBEATS、KMC、CHICO CARLITO……夏に聴きたい“和モノHIPHOP”は?

CHICO CARLITO / 一陽来復 feat.CHOUJI,唾奇

 『フリースタイルダンジョン』でモンスターを務め、Mステも出演したCHICO CARLITOの「一陽来復」も鍵盤の音色が響く爽やかな一曲。CHOUJI、唾奇など沖縄出身のMCをゲストに迎え、沖縄らしさが溢れるMVを公開した。

唾奇 × Sweet William / Good Enough feat. kiki vivi lily

 同じく沖縄出身の新鋭MCとして注目を集める唾奇は鬼才Sweet Williamとダブルネームで曲を発表。kiki vivi lilyの儚げな歌声が柔らかなトラックにマッチ。風の吹く夏の夜に聴きたい一曲。

RITTO / NINGEN State of Mind pt-II

 元祖沖縄MCといえばやっぱりRITTO。その中でも一番の名曲と名高いのがこの曲。沖縄の海から始まるMV、OLIVEOILが奏でるリゾート観溢れるトラック、印象的なRITTOの声、そして少しもの悲しいリリック。夏の夕暮れにふさわしい一曲。

 90年代のミドル期のHIPHOPで盛んになったジャジーHIPHOPは、2000年初頭のアングラHIPHOPシーンでも再び活発化。日本でもNujabesやSHING02などによって開拓され、現在はこれらのアーティストによって受け継がれています。

 トラックだけ聴いていると、まるでカフェのBGMのような綺麗なサウンド。普段HIPHOPを聴かない方でもジャジーHIPHOPにハマってしまう方は沢山いるようです。ジャジーHIPHOPの持つ清涼感で気分もすっきり。猛暑を少しでも涼しく過ごしてくださいね。

■鼎
日々HIPHOPの現場に乗り込んでるゲイライター。
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