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UNISON SQUARE GARDEN、なぜアニメと相性が良い? タイアップ曲からバンドの特性を考察

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  そして今回の『ボールルームへようこそ』だが、筆者は原作未読ということもあって、社交ダンスをテーマにした本作には少なからずクラシカルな印象を抱いていた。第5弾PVのBGMに使用された往年のジャズソング「Sing,Sing,Sing」が、正にそのイメージに近い。しかし、第1話冒頭で「10% roll, 10% romance」に合わせて流れるOP映像を見ているうちに、それまで抱いていたとっつきにくさのようなものは一気に吹っ飛んでしまった。

 この曲が持つポップ性には、多くの視聴者にとって馴染みの薄い“社交ダンス”というテーマを、より親しみやすい形に変換して提示する作用がある。さらに、ユニゾンの持ち曲の中でも最速BPMとなる疾走感溢れるサウンドに斎藤宏介の澄んだ歌声が乗ることで、アニメキャッチコピーの“青春を、熱く踊れ。”という言葉が強く想起されるのだ。

 そんなわけで、今回の「10% roll, 10% romance」も、アニメが持つテーマをさらに際立たせるような、作品と大きくリンクした仕上がりになったといえるだろう。“ユニゾンのアニメタイアップは間違いない”。そんな風に思わされたのだった。

■まにょ
ライター(元ミージシャン)。1989年、東京生まれ。早大文学部美術史コース卒。インストガールズバンド「虚弱。」でドラムを担当し、2012年には1stアルバムで全国デビュー。現在はカルチャー系ライターとして、各所で執筆中。好物はガンアクションアニメ。Twitter

      

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