KinKi Kidsがそろってラジオ出演 “夫婦漫才”のようなトークが生み出す心地よさ

 12月12日、19日深夜放送のラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)に、KinKi Kidsの堂本光一、堂本剛がそろって登場した。最近では、一人ずつの出演が多くなっている当番組。それはそれで個性が光るものの、やはり2人のトークは格別。まるで夫婦漫才のようなやりとりが繰り広げられた。

そろそろ夫婦をテーマにした歌でも!?

 12日の放送では、リスナーからの結婚報告が届き、剛は「何を言うとんねん」とツッコミを入れつつ「ファンの方も結婚する方、どんどん多くなるから」としみじみ。光一も「まあ、多いよね。客席見ても」と合いの手を入れると、剛から「夫婦の歌みたいなものも、我々今後歌っていけることにもなりますね。恋人同士っていうものよりも、もうちょっと先の愛というか。嫁と旦那がデュエットできる曲とかあったらおもろいですね」と斬新なアイデアが飛び出す。光一は「うん。それ、キー的に、どっちが女子やるのかが……」と、受け止めつつも冷静なツッコミを入れると、剛の口からまさかの「俺が全部裏声でいくよ」発言。

 「ヨォ〜ヨォ〜♪いうて。まあ、カップリング的なやつで……いや、それシングルでやったら、歌番組で毎回やらなアカンのめんどくさいから(笑)」と1人で盛り上がっていく剛の様子を見計らい、いいタイミングで「ま、めでたいということで」とバッサリ切る光一。剛も夢から覚めたように「おめでとうございます」と番組を仕切り直す。そんな緩急がKinKi Kidsらしさ。歌と同様、トークも絶妙なリズム感で、聞いていて実に心地よいのだ。

光一、ついに「人間じゃない」宣言

 19日放送では、リスナーから寄せられた「年収とウンコのおもらしの関係について」というおたよりを発端に、ボケがボケを呼ぶ2人だけの世界に突入した。すると、光一がすかさず「まあ、俺はウンコせーへんからね」と最初のボケをかますところからスタート。剛が慣れた様子で「ウンコせーへんねやとしたら、病院1回行った方がいいなぁ」とやんわりツッコむも「いや、大変だよな、人間は」と光一がサラリと答える。「とすると、お前は人間じゃないということになるから」と剛がトークのボールを打ち返せば、光一が「(アメリカ大統領選で)クリントンさんが当選したら発表される予定だったんですけどね」と、新たな切り口でボケを重ねて返してくる。

 これには、剛も「んふふふふ。なんでやねん。お前、ヒラリーとどんな関係を持ってんねん」と笑みがこぼれる。光一はさらに「ちょっと宇宙人に関する……」と匂わせると「なるほど。実は、エイリアンなんです、と」「エリア51の51は、光一からきてます、と」剛が核心をつくと、光一は「あー、ちょっとやめてくれ、危ない。そこまでいくと、お前とらわれるぞ」「そこまで読んでしまったらアカン!」「お前、今夜気をつけて」などと、たたみかけるのだった。

 たしかに、堂本光一は人間離れした美貌とストイックさを持っているが、まさかエイリアンだったとは(笑)。もしや、雑誌『FINEBOYS』で剛が連載しているページのタイトルが「宇宙人に逢いたい」なのも偶然ではなく、運命めいたものが!?

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