KAT-TUN 中丸雄一が明かした“充電期間”への思い 再始動に向けた前向きなコメントも

 12月2日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に、KAT-TUNの中丸雄一が出演した。思い出の地であるハワイを訪れ、デビューまでの苦悩、グループへの思いを語った。

 2016年5月1日から充電期間に入っているKAT-TUN。メンバーの脱退を受けて、亀梨和也、上田竜也と中丸で話し合い、3人の大きな目標がずれていないことを確認した上で、一旦けじめをつけるための判断だったのだという。

 「グループ活動の再開があると思って活動している」という中丸の言葉に、再始動を待ちわびているファンは勇気づけられたことだろう。「メンバーそれぞれの人生がありますから、しょうがないっちゃしょうがないですよね。できれば、そういったもの(メンバーの脱退)がなくて活動していくのが一番理想的ではあるんですけれど。その時の僕の考えは足を止めないっていうのが、ベストかなと」と海辺で静かに語りながら「それでも主観的な考えですけど」と続けた。「長年、苦楽を共にした仲間ってみたときには、悲しいですけどね。一緒に活動できないって考えると」と、かつてのメンバーへの本音も覗かせたのだった。

 本来、デビュー10周年という節目にあった今年は、長年応援してくれたファンを喜ばせるコンサートなどを盛大に行ないたいと考えていた。しかし、それが叶えられなかったことを思うと「切ない」とも話す中丸。だからこそ、やがてくる約束の日に向けて、ヒューマンビートボックスやイラストなど得意分野のスキルを高めること、見聞を広めてまさにエネルギーを“充電”していくことを誓った。

 中丸にとって、ハワイの地は初めて訪れた海外。当時15歳、ジャニーズJr.としてハワイで撮影をすることで、アイドルとしての自覚が芽生えた。中丸の原点とも言える場所なのだ。「昔のフレッシュな考えを、改めて思い出すという意味ではいい機会になった」と、今回のハワイロケを振り返った。

 デビューまでの厳しい道のり、デビュー後の波乱に満ちた歩み、そしてグループ活動の休止という苦渋の決断……「理想とするものになった年はないですね」と語りながらも、中丸の持つ朗らかな雰囲気が、番組を明るく温かなものにしていた。

 10代の頃、夢中になったというゲームセンターでハシャぐ中丸。その無邪気な姿にスタッフから思わず「何歳になりましたっけ?」と聞かれて「33歳です」と照れ笑いするシーンも。また、ジャニーズJr.時代に撮影をした思い出のレストランで、同じようにハンバーガーにかぶりついてみせれば、ナチュラルに口の周りにソースをつけてしまう、実にかわいらしい33歳だ。

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