乃木坂46 西野七瀬、パリでアイドル人生を振り返る「暗い自分を変えたい気持ちは持っていた」

 6月17日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に、乃木坂46の西野七瀬が出演。グループ加入前に短期留学するはずだったフランス・パリを舞台に、自らの本音を語った。

 番組冒頭、西野はパリを訪れた理由について「高校生のときにフランスに留学する予定で。でもその時に乃木坂のオーディションを受けていて、留学しないことを選んだので、もしかしたら来ていたかもしれなかった場所」と述べた。グループ加入後は、2年前に『Japan Expo』で同地を訪問しており、西野は「縁の深い場所」とパリへの思いを表現した。

 続けてパリの街中を訪れた西野は、パン屋に入り、大好きなクロワッサンとともに苦手なコーヒー(カフェラテ)に挑戦。しかし、パンよりも足元を動き回る鳩に夢中で、MCの今田耕司から「ちゃんとパンの話して!」と指摘される一幕も。その後、西野が大好きな爬虫類の専門店「ラ・フェルム・トロピカル13区」では、イグアナにキスをしたり、カエルを手に乗せたり、蛇を首に巻いたりと交流を楽しんだ。西野は爬虫類好きではありながらも、ペットとして飼ってはおらず、その理由について「餌が生きた昆虫なんですよ。でも、私は虫が苦手なんで、飼いたくても飼えない」という理由を述べた。

 番組中盤では、西野が「行きたかった場所」というヴェズレーを訪問。西野は、パリから離れた村であるヴェズレーを希望した理由について「実家も結構田舎なんですね。周りが田んぼと畑で。だから行ってみたいなって」と、自身の故郷の風景を重ね合わせると、そのまま景観を楽しみながら、趣味である絵を描いた。見晴らしのいい丘の上で景色を書くのかと思いきや、西野が描いたのは先ほど触れ合った「カメレオン」で、これを見たスタジオの今田は「世界遺産は!?」とツッコミ。西野は「描きたくなったので」とマイペースな返しをすると、景色の感想を「『ドラクエ』みたい。緑の中に村がポツンとあって、宿屋もある」と個性的な表現で述べた。

 また、西野は過去の自分について「今よりも人とのコミュニケーションが取れてなかった。人見知りで、友達と遊ばずにゲームとかネットの友達と遊んでた」と語ると、グループのオーディションを受けたきっかけについて「乃木坂46のオーディションを見つけてきたのは母で。友たちもいない娘を変えたかったのかな」と述べ、「そういう性格だったのでアイドルという職業には絶対向いてない。でも暗い自分を変えたい気持ちは持っていた」と、そのままオーディションへと臨んだ理由を明かした。また、現在の気持ちについて訊かれた西野は「今でもアイドルは向いていないと思うし、これで大丈夫かなってよく思いますね。自分がセンターになることでグループが悪くなるんじゃないかとか、やめたほうがいいんじゃないかとか。この世界で生きていける気がしない」と、ネガティブな感情を吐露した。

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