V6の20年史から見える「実力」とは? 各分野の専門家や批評家が分析する書籍刊行
1月26日にV6の魅力と実力を、各分野の専門家や批評家が分析する書籍『大人アイドル プロフェッショナルとしてのV6論』が刊行される。
リアルサウンドでも連載陣として活躍する矢野利裕氏によるオリジナルアルバム全17枚レビューでは、デビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」のユーロビートから始まった彼らの音楽的挑戦が、2013年にリリースしたアルバム『Oh! My! Goodness!』にたどり着くまでの変遷が書かれている。また、音楽ライター・磯部涼氏が、1998年にリリースされた森田剛×DEV LARGE「DO YO THANG」からジャニーズ×ラップの歴史を解説。ほかにも、メンバー6人がどのような個性を持ったダンサーなのかを演劇・コンテンポラリーダンスに造詣の深いライター・前田愛実氏が読み解くコラムなど、V6の20年のキャリアから見える“面白み”を分析した内容となっている。
■目次紹介
・V6出来事&エピソード全年表 from 1995 to 2015
・『SINCE1995~FOREVER』から『Oh! My! Goodness!』までオリジナルアルバム全17枚徹底レビュー
・TBSバラエティを復活させた! 『学校へ行こう!』の真の功績:戸部田 誠(てれびのスキマ)
・六人六様のステップ、指先、魅せ方が光を放つ――ジャニーズいち踊る6人の変遷と成長を追う:前田愛実
・20年かけて「実家のような存在」を支えた“父” リーダーとしての〈坂本昌行〉を真剣に考える:小倉 広
・特撮の歴史に名を刻んだ『ウルトラマンティガ』〈長野博〉がウルトラマンを着地させた:切通理作
・結婚が彼をアイドルたらしめ、そして朝の顔になったーー〈井ノ原快彦〉の「気持ちよさ」の裏側:西森路代
・日本語ラップとジャニーズの邂逅“ラッパー”森田剛×DEV LARGE の早すぎた挑戦:磯部涼
・批評と実践、虚構と現実の狭間を往復するその御身――〈三宅健〉はアイドルである:相沢 直
・我々は何を愛で、どこに萌えているのか? 〈岡田准一〉のあまりに知性的な肉体:トミヤマユキコ