ドレスコーズ、キングレコードへの移籍発表 新テーマは「ダンスミュージックの解放」
ドレスコーズが、4月1日に京都の磔磔で行われた『磔磔40周年記念公演 “京都磔磔における初期のドレスコーズ”』で、キングレコードへの移籍を発表。同時に、アートディレクター・吉田ユニが担当した、新しいキービジュアルも公開された。
今回の発表は、京都・磔磔ステージ上でボーカルを務める志磨遼平が告知した。昨年11月にアルバム『バンド・デシネ』をリリースし、全国9ヵ所のワンマンライブツアーを成功させた彼ら。ボーカル・志磨遼平は2009年からテレビ情報誌「TV Bros.」で連載しているコラム「デッド・イン・ザ・ブックス」をまとめた単行本『少年ジャンク 志磨遼平コラム集2009-2014』を発売するなど、音楽にとどまらず、様々な分野でも活動している。
キービジュアルを担当した吉田ユニは、LAFORET原宿や、渋谷ヒカリエ等の広告デザインなどを手掛けるほか、AKB48や中川翔子、木村カエラ、ねごとなど、数々のアーティストのCDジャケットデザインを行っており、ビジュアル面でも強いバックアップを得た形だ。
なお、今回の発表にあたり、ボーカルの志磨からは下記のようなコメントが到着した。
志磨遼平(Vo)コメント
本日、ぼくらドレスコーズは今年最初となるワンマン公演『京都磔磔における初期のドレスコーズ』を終えました。そしてこの移籍発表をもって、ぼくらのあたらしい季節の幕開けをここに宣言します。新しいテーマは“ダンスミュージックの解放”です。
ドレスコーズを代表して 2014年4月1日 志磨遼平
これまでは毛皮のマリーズとして、グラムロックやパンク・ロックから70年代のフランス音楽のようなものまでを手掛け、ドレスコーズではモダンなロックを鳴らすなど、幅広いジャンルの音楽を吸収してきた志磨。彼らが“解放”しようとするダンスミュージックとは、一体いかなるものなのか。その続報を待ちたい。
(文=編集部)
ドレスコーズ Official Website
http://the.dresscod.es/