サッカー日本代表応援ソングを歌う桜井和寿&GAKU-MC 二人は選手としても一流だった!?

日本サッカー協会「夢を力に2014」ステートメント映像 日本代表応援ソングver

 3月5日に行われたサッカー日本代表の国際親善試合「キリン・チャレンジカップ 日本 VS ニュージーランド」は、4―2で日本が勝利するという喜ばしい結果に終わった。ワールドカップの初戦であるコートジボワール戦が約2ヶ月後に迫る中、彼らの公式応援ソングとして、音楽とサッカーをこよなく愛する桜井和寿(Mr.Children)とGAKU-MCによるユニット、ウカスカジーが制作した「勝利の笑みを 君と」が起用された。同曲は「サッカー日本代表『夢を力に2014』特設サイト」にて、「ステートメント映像 日本代表応援ソングver.」として、日本代表チームの名シーンとともに楽曲の一部が公開されている。

 2006年サッカーW杯ドイツ大会前の5月に「GAKU-MC/桜井和寿」名義で「手を出すな!」を発売したり、昨年リリースした「ウカスカジー」名義の「でも、手を出すな!」も、同じように日本代表の応援ソングとして起用され、サッカーファンに親しまれた二人。桜井のサッカー好きは有名で、草サッカーチームにFWで所属していたり、フットサルでは「音蹴杯(おんしゅうはい)」という、サッカー好きの音楽業界人・ミュージシャン・芸人などによるフットサル大会にも参加している。桜井が所属するチーム「怖蹴球”サッカーコワイ”」は、2011、2012、2014年に優勝するなど(参考:「音蹴杯」公式ブログ)、その実力も本物なのだ。

 なかでもGAKU-MCとは「年間60試合を共に過ごす仲」(参考:J-WAVE)だといい、音楽だけでなくサッカーへの理解でも深く結びついた関係といえる。

 そんな、桜井和寿とGAKU-MCの2人は、昨年初頭に「音楽とフットボールを通じて様々なコミュニケーションをクリエイトするプロジェクト」として「MIFA(Music Interact Football for All)」を設立するとともに、「ウカスカジー」を結成。昨年は「MIFA CUP」というイベントを東京・国立代々木競技場第二体育館で開催。同イベントはミュージシャンのライブと、オリジナルルールでの3VS3のフットサルが同時に体感できるイベントとして好評で、今年は4月25日、26日に大阪・大阪市中央体育館で、5月22日、23日には東京・日本武道館にて行われる予定だ。

 また、ウカスカジーは、イベントだけでなく音源の制作にも取り掛かっており、ファーストアルバムを鋭意制作中とのこと。5月4日には、さいたまスーパーアリーナで行われるフェス『VIVA LA ROCK』への出演も控えるなど、その活動は今年、大いに注目を集めそうだ。
(文=中村拓海)

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