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The Wallflowers

(ザ・ウォールフラワーズ)

ウォールフラワーズがバンドとして正当な評価を受けたのは、まぎれもなく96年リリースの『ブリンギング・ダウン・ザ・ホース』によってだろう。カントリー/フォーク/ルーツ・ロックを絶妙にブレンドし、生み出される乾いた感触をもつ楽曲。そして、ビターなしゃがれ声で熱く歌い上げるヴォーカル、ハギレ良くフレキシブルな展開をみせるバンド・アンサンブル、それらを最大限に活かしたこのアルバムは400万枚以上のセールスを記録——それまで彼らにつきまとった”ボブ・ディランの息子、ジェイコブ・ディラン率いるバンド”というレッテルを削ぎ落としたのだ。また、その影には、ウォールフラワーズの潜在能力を開花させたプロデューサー、T・ボーン・バーネットの尽力があったことも見逃せない。
結成10周年を迎えた00年にはミッチェル・フルーム、ジョン・ブライオンをゲストに迎えたアルバム『ブリーチ』を発表。幾分、泥臭さは抜けたものの、歌心を重んじる楽曲と優しさに満ちたあふれたヴォーカルは、なんら魅力が失われることなく響き渡っている。

制作協力:
OKMusic

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