Snow Man×PUMAはなぜ相性がいいのか? 前回に引き続き大盛り上がりのキャンペーンに集まる注目

 4月18日からSnow ManとPUMAの新キャンペーンがスタートした。2022年にコラボ商品を発表し、2023年からアンバサダーに就任してPUMAの人気を盛り上げてきたSnow Man。今回のキャンペーンではメンバー着用の6モデルのリリース、購入者にビジュアルカードのプレゼント、さらにTVCMのオンエアも展開される。そこで、Snow ManとPUMAの親和性の高さについて考えてみたい。

 まずは、PUMAのブランドコンセプトとの親和性だ。世界的スポーツブランドであるPUMAは長年多くのアスリートを支えてきており、今や定番ブランドになっている。さらにスポーツの素晴らしさと楽しさを発信する取り組みもしており、過去にもAlexander McQueenのセカンドラインであるMcQ、SWASH LONDONなどブランドとコラボしたり、リアーナ、空山基などのアーティストとコラボをして広がりを見せてきた。Snow Manといえばこれまでリリースした楽曲で激しいパフォーマンスを見せることも少なくないグループである。ステージ上でのパフォーマンス力、エンターテインメント力には定評があり、ダンスのイメージも強い。また、メンバーの岩本照は『SASUKE』(TBS系)に出演していてスポーツのイメージも広まりつつある。昨年末に行われた大晦日生配信ライブの同時視聴者数が133万超えということを例にとってもわかる通り、グループ自体の知名度も抜群だ。これらのことからスポーツの良さを広めるべく活動をしているPUMAとの相性は非常に良いといえるのではないだろうか。

 次に注目したいのは、キャッチコピーとの親和性。2022年11月に行われたSnow Manとの第2弾コラボレーションキャンペーンのキャッチコピーは「9 PEOPLE,9 COLORS.」。Snow Manが持つ9通りの個性にフォーカスが当たったと言えるキャッチコピーだ。そして今回は「TO THE NEW WORLD」。「新たな世界への一歩」と打ち出されており、新しいチャレンジをし続けているSnow Manの在り方がフォーカスされているようだ。Snow Manはメンバーそれぞれが多種多様な魅力を持っており、常に見る者を驚かせるようなチャンレンジや取り組みを行ってきた。そんな彼らだからこそ、こういった切り口のキャッチコピーにもフィットするのではないだろうか。柔軟に形を変え、様々な姿を見せてきたSnow Manならではの強みである。

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