>  >  >  > Shanice

Shanice

(シャニース)

弱冠10歳でシンガーとしての才能を開花させたシャニース。彼女に対して名立たるレコード会社たちが争奪戦を繰り広げたことからも、その早熟の才媛っぷりを窺うことができる。
シャニースは14歳の時、<MOTOWN>より『ディスカヴァリー』(87年)でデビューを果たし、生命力に満ちたピュアな魅力溢れるダンス・チューンを多く披露。だが、彼女が本格的にブレイクするのは2nd『インナー・チャイルド』(91年)に収録された「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」のヒットに端を発する。心弾む軽やかな歌声/甘酸っぱさが胸を去来するキャッチーなメロディ/覚えやすいフックのフレーズ……といったポピュラーな要素は、多くのリスナーを振り向かせるのに充分だった。続く3rd『21ウェイズ・トゥ・グロウ』(94年)でも、「アイ・ラヴ〜」を踏襲した耳なじみの良いR&Bナンバー群を示している。
その後、彼女はレーベルをベイビーフェイス主宰の<LA FACE>に移し、傑作『シャニース』(99年)を完成させる。大人の哀愁を忍ばせるしっとりしたナンバーが中心となり、ヴォーカルにも新たな魅力=哀切感が顔を覗かせるように。結果、このアルバムはヒット・チャートを席捲、シャニースの確固たる人気を決定づけた。
下心の渦巻くショウビズ界に長くその身をおきながら、いわゆる悪女的な狡猾さやセクシュアリティを微塵も感じさせない彼女の無垢なパーソナリティも、幅広い音楽ファンから支持される主要因のひとつだろう。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版