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Gorky’s Zygotic Mynci

(ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ)

イギリス・ウェールズ出身のバンドというと、マニックスやカタトニアといったストレートなロック・バンドが真っ先に思い浮かぶかもしれない。しかし、ウェールズの「神秘性」を如実に表しているといえば、スーパー・ファーリー・アニマルズと91年に結成されたゴーキーズ・ザイゴティック・マンキをおいてほかにはいない。
ヴァイオリンやオルガン、ラッパの類を駆使して奇妙奇天烈なサイケデリック世界を形成する彼らは、ウェールズ語による楽曲で話題を集める。水木しげるの描く漫画のようなジャケット・ワーク、まるで妖精が悪戯をしているように転がりまくる曲調、ユーロス・チャイルズ(vo&organ)の神の囁きのごときヴォーカル———どれをとってもつかみどころのないスタイルは、3rdアルバム『ブード・タイム』でインディ・チャート1位という記録まで打ち立ててしまった。
その後は、メジャー移籍での失敗やメンバー脱退など苦難もあったが、マイ・ペースに活動——00年にはモグワイ主催で行われたフェスティヴァル「オール・トゥモローズ・パーティ」のヘッド・ライナーを務めポスト・ロック勢から熱い支持を受けている。
ウェールズ地方特有のストレンジな空気感は、シーンに朗らかな風を吹かせつづけるだろう。

制作協力:
OKMusic

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