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Frank Morgan

(フランク・モーガン)

フランク・モーガンのアルト・サックスを一言で表すなら、まさに”流麗”。
57年に『フランク・モーガン・オン・GNP』でデビューし、西海岸における”第二のチャーリー・パーカー”という期待を一身に集めた。ところが直後に、麻薬常習のため収監。以後20年以上に渡る療養所生活でシーンを離れ、幻のアーティストという評価を余儀なくされる。だが、そのたった一枚のアルバムが、ジャズ界にもたらした反響は大きかった。ファスト・ナンバーでは艶のある音色で生粋のビ・バップを奏で、バラードなどのスロー曲ではアート・ペッパー(as)を思わせるクールで渋めのトーンを披露——こんな彼のカムバックを誰もが望んでいたのだ。
そして79年、『リフレクションズ』で返り咲きを果たしたモーガンのプレイは、まったく輝きを失っていなかった。まるでタイム・カプセルに乗ってきたかのように、ビ・バップ全盛期の音楽をもち込み、今なお、”バップの生き証人”として元気に活躍している。

制作協力:
OKMusic

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