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Diamond D

(ダイアモンド・ディー)

マーリー・マール、ピート・ロック、ロード・フィネス、ラージ・プロフェッサー、DJプレミア……かつて時代の寵児とされたN.Y.のヴェテラン・プロデューサーたちである。彼らのほとんどが現在もなお積極的な創作活動を行い、もはや伝統芸能的なN.Y.ヒップホップ・サウンドの存続、発展、普及の一翼を担っているわけだ。またダイアモンド・Dも然り。
D.I.T.C.のメンバーとしても知られるブロンクス出身のダイアモンド・Dは、メロディアスでスムーズで耳触りがよいサウンドで知られる重鎮プロデューサーである。そんな彼がダイアモンド&サイコティック・ニューロティクス名義でリリースしたアルバム『スタンツ,ブランツ&ヒップホップ』(92年)は、ヒップホップ・ヒストリーにその名前を刻むクラシックとして名高いもの。さらに、それから5年後に完成させた『ヘイトリッド,パッション&インフィデルティ』(97年)も、枯渇することのない創造性とオリジナリティを具現したような出来映えで大きな話題となった。また、そんなダイアモンド・Dはエキサイティングなライムを操るリリシストでもある。忘れられがちなので、付記しておこう。

制作協力:
OKMusic

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