>  >  >  > Carl Craig

Carl Craig

(カール・クレイグ)

カール・クレイグほど自由にテクノを未来へと推し進める人物はいない。その不屈の実験精神は、彼が残した数々の名義による軌跡に隠されている。ファンタジックなシンセの音色で宇宙の根源を描いたPsyche。ファンク汁が粘りつくPaperclip Peopleでのグルーヴィで官能的なディスコ・ハウス。69におけるクレイジーなエクスペリメンタル音響。女性シンガー、ナオミ・ダニエルとのコラボレーション。BFC、Shop、Piece、Dominaでのファンク/ソウル/ジャーマン・ロックを盛り込んだ大胆な冒険の数々……。そして、なかでも最高峰として挙げられるのが、92年に発表したインナーゾーン・オーケストラ名義による「Bug In The Bass Bin」である。ここでは、ジャズとデトロイト・テクノの核融合を図り、インプロヴィゼーション色の濃いフューチャー・ジャズを展開。このあまりにも先鋭的なサウンドはジャンルの壁を突き破り、ドラムン・ベース/ジャズ・シーンからも最大級の賛辞を浴びた。
かつてデリック・メイの後押しによってシーンに登場した彼だが、存在感はもはや師匠を越えたと言っても過言ではないだろう。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版