『ポケモンガオーレ』の後継機『ポケモンメザスタ』が絶賛稼働中! 没入感をたっぷり味わえる最新筐体を実体験

『ポケモンメザスタ』実体験してみた

 2020年9月17日より展開された『ポケモンメザスタ』。玩具やキャラクターアパレルを手がける「株式会社タカラトミーアーツ」と、数多くのオンラインゲームやゲームソフトを展開する「株式会社マーベラス」が共同開発したアーケードゲームとして注目を集めている。すでに全国各地のゲームセンターや大型ショッピングモールなどで幅広く導入されていることから、「実際にプレイしたことがある」という人も多いだろう。

 そんなポケモンメザスタは、2016年から約4年間も人気を博した『ポケモンガオーレ』の後継機種でもある。ポケモンメザスタでは、ガオーレディスクに変わり、ポケモンの画像やステータスがプリントされた「タグ」が筐体が配出されるのが特徴。たくさんのタグを収納できる『メザスタボックス』は、ガオーレディスク収納ボックスの売上ペースを超えているのも話題だ。今回は、ポケモンにドハマり中の息子たちを連れて、ポケモンメザスタに興じた様子をレポートする。

 ポケモンメザスタとポケモンガオーレの大きな違い。それは、一見画面が2つに分かれているように見えるようで、実は1つのディスプレイを2分割しているところだ。基本的には左右どちらかで1人ずつプレイするようになっているが、一定の確率で画面がつながり、共同プレイできるというのだ。兄弟姉妹や友人、親子はもちろん、時には偶然隣り合わせたプレイヤーと突然「スペシャルタッグバトル」が始まることがあり、不思議な「共同体験」を味わえるかもしれない。

 まずはコインを投入。1プレイ100円で遊ぶことができるが、出現したポケモンを確実に手に入れるためには、さらに100円用意しておく必要がある。実質1プレイ200円だと思って良いだろう。

 100円を入れるとすぐにポケモンゲットステージへ移行することもできるが、ポケモン遊びの醍醐味は、やはり「ポケモンバトル」。好みのエリアを選択して対戦するポケモンを探しに行こう。

 ステージを選択すると、ボスポケモン1匹とその他のポケモンが2匹出てくる。場合によっては星5のレアポケモンが複数出現することもあるため、どのポケモンに遭遇するかというワクワク感もポケモンメザスタを楽しむポイントだ。通常のゲームと同様、ポケモンメザスタでも相性によって戦況が大きく変わるため、タイプごとの相性を事前に頭に入れておこう。

 どちらが最初に攻撃するかは、ポケモンの「すばやさ」に依存する。相手のポケモンの素早さが分からなくても、戦わせたいポケモンの「タグ」を前後させることで、どちらが先に攻撃できるかを音声で伝えてくれるので安心だ。最終的に攻撃させるポケモンが決まったら、タグを前方にスライドさせて決定ボタンを押そう。

 ポケモンガオーレと同様に、攻撃前にルーレットが回転する。出た数字に応じて攻撃力が上がるので、なるべく大きな数字を狙いたいところ……。

 場合によっては素早さアップや仲間のサポートを受けられるので、有利にバトルを進めるためには、運の良さも重要だ。

 実際に攻撃のシーンになったら、手元にある左右のボタンをひたすら連打! 子どもたちが真剣にボタンを押しまくっている様子が非常に印象的だ。ゲージがMAXまで貯まればボタン周囲が虹色に光り出すので、視覚的な没入感も存分に味わえる。相手へしっかり攻撃を与えられれば、ゲットゲージを効率的に貯めることができる。

 相手のポケモン3匹のうち、1匹でも「ゲットゲージ」を満タンにしたら、すべてのポケモンにボールを投げることが可能。ボールを投げるためにはさらに100円投入する必要があるので、ゲットしたければもうワンコイン使おう。

 ボールを投げたら必ず1匹ゲットすることができるが、まれに2~3匹同時にゲットできることも。その場合、ゲットしたポケモンの中から1匹を厳選する必要がある。

 すべてのターンが終了すると、「ラスト!!ゲットタイム!」に移行する。バトル中に欲しいポケモンをゲットできなかったとしても、星5や6といったレアポケモンをゲットできるチャンスがあるので、諦めずに挑戦してみよう。

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