大塚 愛が明かす、デビュー以降の“声の変化”と転機になった洋楽ソング
『KKBOX presents 897 Selectors』 4月から隔週木曜日の20時~21時に時間を移し、InterFM8…
ニーナ嬢(vo)のブスかわいさに股間を抑えた男性諸氏は結構少ない(?)。
日本で“スウェディッシュ・ポップ”という言葉をコアな洋楽ファンのみならず、一般的に広めたのがカーディガンズだ。95年にトーレ・ヨハンソンのプロデュースでリリースした2ndアルバム『ライフ』が大ヒットを記録。ニーナの“60年代フレンチ・ポップ”風な物憂げでキュートなヴォーカルと、涼しさとレトロ感をたたえたアコースティック・サウンドがうけ、シーンにおける寵愛の的となる。
本国スウェーデンのみならず、日本やアメリカでも成功を収めた彼らは、98年に4作目となるアルバム『グラン・トゥーリスモ』を発表。それまでの優しいサウンドから一変、アグレッシヴなオルタナ・ロックを展開し周囲を驚かせた。ブラック・サバスの「サバス・ブラッディ・サバス」や「アイアン・マン」をカヴァーするなど、ヘヴィ・メタルへの造詣も深い彼らの音楽に対する姿勢はひとつのところに留まることない先進性に満ちあふれていたが、同時にメンバーがそれぞれの音楽性を追求する契機ともなってしまい、以後しばらく活動休止状態が続く。再び彼らが集結したのは03年『ロング・ゴーン・ビフォー・デイライト』で、途中からトーレの手を離れセルフ・プロデュースに挑戦、普遍的なロック・アルバムを目指している。この流れは次作の『スーパー・エクストラ・グラヴィティ』(05年)へと引き継がれ、メロディのポップさは変わらないままで繊細かつ力強いバンド・サウンドとニーナのヴォーカルが堪能できる。
『KKBOX presents 897 Selectors』 4月から隔週木曜日の20時~21時に時間を移し、InterFM8…