怒髪天×the原爆オナニーズ、全力投球でぶつかり合う美学 『中京イズバーニング』独占レポート
怒髪天が2016年から名古屋で開催しているライブイベント『中京イズバーニング』を今年も開催。名古屋 CLUB UPSETにて行わ…
名古屋が誇る、最年長パンク・バンドのひとつ。みんな大好き、THE 原爆オナニーズ!
82年結成、85年に1stアルバム『NUCLEAR COWBOY』をリリース(当時は元ブランキー・ジェット・シティの中村達也がドラムを叩いていた)。以降、ゴリゴリした骨太な疾走感あふれるハード・パンクをぶっ放し続けている。というか、年を追うにつれ、その音がより激しく重くなっているところがスサマジイ。また、アルバム/ライヴの定番であるカヴァー・ナンバー(パイレーツ/MC5/ラモーンズ/シャム69/外道など)も選曲、アレンジ共にセンス抜群だ。
スタイルにも精神論にも偏ることなく、パンク・ロックそのものをまっとうに演り続ける(しかも普段はきちんと勤労に励みながら)、かっこいいアニキたち。そのライヴ・パフォーマンスは、そんじょそこらの若輩バンドなんか一発で蹴散らすほどエネルギッシュ! そして、TAYLOW(vo)の両手を大きく広げてマイクを客に向ける姿や名古屋訛りのMCはめっちゃフレンドリー! 彼らのミニ・アルバムに『パンクロックの素晴らしき世界』というタイトルがあるが、それをまんま体現してるバンドなのである。
怒髪天が2016年から名古屋で開催しているライブイベント『中京イズバーニング』を今年も開催。名古屋 CLUB UPSETにて行わ…
日本のパンク・シーンを牽引してきたthe原爆オナニーズ。(写真:イシバシ・トシハル) 結成から34年、現在でも精力的に活動を続…