Syrup16gの記事一覧

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世の中がいかにクソであるかをストイックに奏でる3ピース・ロック・バンド。「絶望90%、希望5%、やるせなさ5%」——主成分はそんな感じ。とにかくテーマが重い。生と死、神、終わりなき退屈な日常、青春の終焉……。誰もが見て見ぬフリをしてた人生の真理/事実を次々と暴いていく。ロック最大の魅力のひとつネガティヴ・リアリズムをまざまざと見せ付けられたような気分だ。ただし、お気楽ポップ・チューンを聴いて楽しい気分になれるマジョリティには、まったく不必要なバンドであることは確か。
結成は93年。インディーズで2枚のアルバムをリリースする。そして02年、『coup d'Etat(クーデター)』でメジャー・デビュー。以降も、その研ぎ澄まされた表現衝動はまったくブレていない。素晴らしい。