藤井風、洋楽カバーに見る音楽への深い理解 選曲、アレンジなどから創作活動の原点に迫る
2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』をリリースした藤井風。 言葉とメロディが織り成す極上のグルーヴとその類…
92年にアルバム『イッツ・アバウト・タイム』でデビューした、SWV(Sisters With Voices)。メンバーは三者が三者とも実力派ヴォーカリストであるココ、タージ、リリーだ。
メイン・ヴォーカル=ココのキュートなハイトーン・ヴォイスは、天使のようにクリーンなイメージを演出する。そのヴォーカルと絶妙に重なり合うタージとリリーによるコーラス——3人が描くハーモニーは、この上なく美しいメロディとも相まって、キラキラと輝くような瑞々しさを醸し出す。「ライト・ヒア」などバウンシーな躍動感が魅力のアップナンバーで語られることが多いが、やはり耽美なスロー・ナンバーでこそ、多くのファンはため息を漏らしたに違いない。
97年のアルバム『リリース・サム・テンション』をもってSWVは解散。ココはソロ・シンガーで、タージはモデル業で、リリーはファッション業界で、それぞれがそれぞれに新たな道を切り拓いている。
ただしリユニオンで東京/大阪のBillboard Liveで2010年1月に来日公演を果たす。
2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』をリリースした藤井風。 言葉とメロディが織り成す極上のグルーヴとその類…