L.A. Guns、Buckcherry、The Treatment……80年代ハードロックを継承する新譜10選
3月22日、Motley Crueの自伝小説『The Dirt』(2001年)が原作の映画『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』が…
スタート当初からL.A.ガンズは、他のメタル・バンドの薄っぺらさを露呈させてしまうほど、作品においてもライヴにおいても一貫として硬派な姿勢を貫いていた。全身を刺青で覆い、80年代の後半を猛烈なスピードで駆け抜けた彼らは、当時次から次へと新しいバンドを輩出していたL.A.メタル・シーンに君臨した。しかしその後、大幅なリリ—ス延期により成功を持続することができなくなり、メンバー・チェンジが相次ぐ結果となった。しかし、L.A.ガンズを過去のグループだと非難する人がいるとしたら、99年のアルバム『シュリンキング・ヴァイオレット』を聴いてみてほしい。確かにオーディエンスの趣向も変化し、L.A.ガンズがかつてのような栄光を再び手にすることはないかもしれないが、この骨太なアルバムは間違いなく彼らの中でも最高傑作である。
3月22日、Motley Crueの自伝小説『The Dirt』(2001年)が原作の映画『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』が…