堂本剛、スガ シカオから米津玄師、Vaundyまで……ファンクを受け継ぐJ-POPアーティスト 邦楽シーンに根づいた過程も辿る
5月13日の夜のこと。一つの興味深いニュースが、SNSを通じて拡散された。その日、埼玉県秩父市で開催された『Love Supre…
パーラメントと共にPファンク軍団の双璧をなすグループ、ファンカデリック。ジミ・ヘンドリクスやスライ&ザ・ファミリー・ストーンらの音楽界の台頭を受けて、ファンクとサイケデリックの融合をコンセプトにファンカデリックというグループ名がつけられる。クールなファンクを繰り広げたパーラメントとは対照的に、ファンカデリックはディストーション・ギターを前面に押し出した非常にロック色の強いサウンドを展開。特にギタリスト、エディ・ヘイゼルは変態で有名だ。脳髄を掻き混ぜるようなギター・インプロヴィゼーション(71年の『マゴット・ブレイン』は必聴!)は、ジミ・ヘンドリクスを越えた、といっても過言ではない。そしてバニー・ウォーレルのグビグビと鳴るキーボードやゴスペル臭を漂わすヴォーカル陣も加わり、壮大なブラック・ロック・ワールドが創出されている。しかし75年、ドラッグ癖がたたりエディが第一線を退くと、変わってマイケル・ハンプトンがリード・ギタリストの座へ……。この頃からパーラメント/ファンカデリックのメンバーが入り乱れ、双方のグループを差別化するものがなくなっていく。そんななかリリースされた『ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ』(78年)は、カオティックなロックとファンクの要素が、絶妙なバランスで整合された傑作だろう。ヒップホップ・アーティストにサンプリングされまくった表題曲は、ファンク〜ソウル〜ディスコ・クラシックとして、今でも全世界のフロアを賑わせている。
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ちょうど来日中で、ビルボードライブ東京公演、『Love Supreme Jazz Festival 2023』出演を果たし、ビル…