Dr. Dre vs Eazy-Eは嘘だった!? エミネムがアンサーできなかったビーフとは? 『HIP HOPリリック語りBAR』第1回後編
総合カルチャーサイト・リアルサウンドのYouTubeチャンネルでは、新番組『HIP HOPリリック語りBAR』がスタート。ヒップ…
MC/トラック・メイカーのラッカ(アイリサイエンス)とエヴィデンス、そしてビート・ジャンキーズなどのメンバーとしても知られるターンテーブリスト/DJ、DJバブーからなる、ウェッサイ・アンダーグラウンド・ヒップホップの雄。それがダイレイテッド・ピープルズだ。98年、シーンにとっても爆弾となったインディー・シングル「ワーク・ジ・エンジェルズ」をリリース。——重いキック・ドラム音と叩きつけるように鳴るスネア/あえて音質を劣化させたローファイなピアノの音色/ザラついたビート上をフリーキーに交錯するメンバーのラップ/疾風怒濤の激しいスクラッチ……などの特長を内包する、ストリート感覚が充満するナンバーである。このシングルが瞬く間にコア・リスナーの間で話題となり、ここ日本においてもアンダーグラウンド・ヒットを記録。その認知度を世界中に拡散させた。
勢いに乗った彼らは、00年にメジャー・デビューを果たす。同年にリリースした1stアルバム『プラットフォーム』でも、ハード・エッジな重厚感のある楽曲群とテクニカルなラップ&コスリを満載させ、ファンを安心させた。さらに翌01年には2nd『エクスパンション・ティーム』を、04年には3rd『ネイバーフッド・ウォッチ』をリリース。インディー時代と変わらぬラフな雰囲気を大事にしているダイレイテッド・ピープルズは“キープ・アンダーグラウンド”の精神をメジャーで息づかせるグループである。そう、その事実を含めて、彼らは「西のギャング・スター」と呼ばれているのだ。
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